「コンシーラーを使ってみたけど、逆に目立ってしまった」「色が合わなくて厚塗り感が出てしまう」そんな経験はありませんか?コンシーラーは使い方次第で、クマやシミ・ニキビ跡を驚くほど自然にカバーできる、メイクの強い味方です。でも、種類や色の選び方・塗る順番を少し間違えるだけで、逆効果になってしまうことも。この記事では、コンシーラーの正しい使い方を種類の選び方から悩み別テクニックまで、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説します。2026年最新のプロテクニックも盛り込んでいますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コンシーラーの種類と特徴|リキッド・スティック・クリームの違いを解説
コンシーラーを上手に使いこなすには、まず「種類の違い」を知ることがスタートです。大きく分けて「リキッド」「スティック(固形)」「クリーム(パレット)」の3タイプがあり、それぞれ得意な用途と肌質が異なります。自分の悩みや肌状態に合ったタイプを選ぶことが、自然な仕上がりへの近道です。
リキッドコンシーラー
リキッドコンシーラーは、水分を多く含んだテクスチャーが特徴で、肌へのなじみがよく、薄づきで自然なカバーが得意です。目の下のクマや広い範囲のくすみ・色ムラをカバーするのに向いており、乾燥が気になる目元や小じわがある部分にも使いやすいのがポイント。チップやブラシで薄くのばしてぼかせるため、初心者の方にも扱いやすいタイプです。カバー力はスティックに比べてやや控えめですが、素肌感を残しながら補正したい方に向いています。
スティックコンシーラー
スティック(固形)タイプは、高いカバー力が魅力です。固形のテクスチャーが凹凸部分にしっかり密着するため、深いシミや色素沈着、ニキビ跡の赤みなどを点でピンポイントにカバーするのが得意です。リキッドと比べて崩れにくい傾向があり、皮脂が多い方や長時間のメイクキープを重視する方に特に向いています。ただし、乾燥しやすい目元や小じわが目立つ部分に使うと、テクスチャーが重さで溝に入り込みやすくなるため注意が必要です。
クリーム(パレット)タイプ
クリームタイプは、スティックとリキッドの中間のようなテクスチャーで、カバー力と伸びやすさを兼ね備えています。パレット形式で複数の色が入っているものも多く、色を混ぜて自分の肌色にぴったり合わせられる自由度の高さが魅力です。プロのメイクアップアーティストにも愛用者が多く、中級者以上の方にもおすすめのタイプです。
選び方のポイントまとめ
| タイプ | 得意なカバー | おすすめ肌質 |
|---|---|---|
| リキッド | クマ・くすみ・広範囲の色ムラ | 乾燥肌・普通肌 |
| スティック | シミ・ニキビ跡・点のカバー | 混合肌・脂性肌 |
| クリーム | 全般・色調整 | 全肌質 |
まずは自分の一番気になる悩みに合わせて1本選んでみることをおすすめします。
肌悩み別コンシーラーの色選び|クマ・シミ・ニキビ跡に最適なカラーとは
コンシーラーの使い方で最も迷いやすいのが「色選び」ではないでしょうか。実は、悩みの種類によって使うべき色は異なります。ファンデーションと同じ色を選べばいいというわけではなく、カバーしたい「色み」に対して補色(反対の色)を使って打ち消すという考え方がベースになっています。
青クマ・紫がかったクマには「オレンジ・サーモン系」
目の下の青みがかったクマは、血行不良や睡眠不足などが主な原因とされています。青や紫の補色はオレンジなので、オレンジ・サーモン・コーラル系のコンシーラーを選ぶと青みを打ち消す効果が期待できます。日本人の肌色には、やや黄みがかったサーモンオレンジが自然になじみやすいとされています。オレンジを直接塗ることに抵抗がある方は、肌色に近いベージュにオレンジが少し混ざったタイプを選ぶと失敗しにくいでしょう。
茶クマには「ベージュ・イエロー系」
茶クマは、色素沈着やたるみによる影が原因とされています。青クマとは異なり、肌の色に近いベージュやイエロー系のコンシーラーでナチュラルに補正するのがポイントです。下地で肌を整えてから、肌より1トーン明るいベージュを薄くのせると自然な仕上がりが期待できます。
シミ・ニキビ跡の赤みには「グリーン系+肌色ベージュ」
赤みの強いニキビ跡やシミには、赤の補色であるグリーン(緑)系のコントロールカラーを先にのせてから、その上に肌色のコンシーラーを重ねるのがプロのテクニックです。グリーンを直接仕上げとして使うのではなく、赤みを打ち消す下地的な役割として使うのがポイント。最後に肌色ベージュのコンシーラーを重ねることで、自然なカバーが実現しやすくなります。
くすみ・黄ぐすみには「パープル・ピンク系」
肌全体のくすみや黄ぐすみが気になる方には、パープルやラベンダー系のコントロールカラーが役立ちます。コンシーラーの前のベース作りとして薄くなじませると、明るく透明感のある肌印象に整えることが期待できます。
色選びに迷ったときは、まず「何色のくすみ・悩みをカバーしたいのか」を確認してから、その補色を選ぶ習慣をつけてみてください。
クマを自然に隠すコンシーラーの塗り方ステップ|青クマ・黒クマ・茶クマ別
クマの「コンシーラー 使い方」で最も大切なのは、「のせすぎない」こと。厚塗りになると、時間が経つにつれてシワに入り込んでヨレやすくなるだけでなく、逆に目の下が目立ってしまうこともあります。ここでは、クマの種類別に正しいステップを解説します。
【共通】クマカバーの基本ステップ
STEP 1|スキンケアで保湿をしっかり整える
目元は皮膚が薄く乾燥しやすい部位です。コンシーラーを塗る前にアイクリームや保湿乳液をなじませ、肌が乾燥した状態でコンシーラーを塗るのは避けましょう。なじませた後は1〜2分おいて、油分が肌に落ち着いてからメイクをスタートするのがおすすめです。
STEP 2|ファンデーションを先に塗る
コンシーラーはファンデーションの後に使います。先にファンデーションで肌全体を整えることで、コンシーラーの使用量を最小限に抑えられ、厚塗りを防ぐことができます。
STEP 3|コンシーラーを目の下に点置きする
コンシーラーをチップや指先で、クマが気になる部分に小さく点置きします。一度に広範囲に塗ろうとせず、少量を重ねるイメージで。
STEP 4|指の腹かスポンジで軽くたたき込む
のばすのではなく「トントンとたたき込む」のが崩れにくく自然な仕上がりのコツです。特に目の際のキワは丁寧に指先でなじませましょう。
STEP 5|パウダーで軽く押さえる
最後にルースパウダーをパフでそっと押さえると、コンシーラーが定着しやすくなり、崩れにくさが向上することが期待できます。量は薄く、目元のテクスチャーを潰さない程度に。
青クマ・黒クマのカバー
サーモン〜オレンジ系のコンシーラーを点置きしてなじませた後、肌色のコンシーラーを上からごく薄く重ねると、オレンジが浮きにくくなります。
茶クマのカバー
自分の肌より1トーン明るいベージュのリキッドコンシーラーを薄くのばし、目の下全体をほんのり明るく補正するイメージで使います。
シミ・ニキビ跡・色ムラをカバーする正しいコンシーラーの使い方と塗り順
シミやニキビ跡など、顔の部分的な色素沈着や赤みをカバーするときのコンシーラーの使い方は、クマへの使い方とは少し異なります。ポイントカバーに特化したアプローチで、自然な素肌感を保ちながら悩みを目立たなくすることが期待できます。
シミカバーの手順
STEP 1|下地・ファンデーションを先に仕上げる
シミへのアプローチもクマ同様、ファンデーションを先に塗るのが基本です。ファンデーションだけでシミがほぼ見えなくなる場合は、コンシーラーは不要なこともあります。必要な場所にだけ使うことで、ナチュラルな仕上がりが保たれます。
STEP 2|スティックコンシーラーをシミの上にピンポイントで置く
細めのブラシやチップを使い、シミよりも少し大きめの範囲にコンシーラーを点置きします。この際、シミの色より1〜2トーン明るい肌色ベージュを選ぶと自然になじみやすいとされています。
STEP 3|指先で軽くたたき込み、境界線をぼかす
コンシーラーの端の部分を指先で優しくたたき、周囲の肌とのグラデーションを作るように境界線をぼかします。こうすることで「貼ったような」不自然な仕上がりを防ぐことができます。
STEP 4|パウダーで固定する
フェイスパウダーまたはルースパウダーをブラシやパフで薄くのせてしっかり定着させます。
ニキビ跡(赤み)カバーの手順
ニキビ跡の赤みには、グリーン系のコントロールカラーを先に薄くのせてから、肌色のコンシーラーを重ねるテクニックが効果的とされています。グリーンは指先やブラシでごく薄く、赤みの部分だけに置くのがポイント。グリーンを使い慣れない場合は、イエロー系のコントロールカラーでも赤みを落ち着かせる効果が期待できます。
色ムラ・くすみの広範囲カバー
頬全体のくすみや色ムラには、リキッドコンシーラーを薄くファンデーションの下に混ぜて使う方法も有効です。コンシーラーをファンデーションに1〜2滴混ぜてカバー力を高めたり、気になる部分だけにリキッドタイプを薄くのばしてファンデーションで整えたりする使い方も試してみてください。
塗り順の基本原則
「スキンケア → 日焼け止め → 下地 → ファンデーション → コンシーラー → パウダー」この順番を守ることで、コンシーラーの密着度が高まり、崩れにくい仕上がりが期待できます。
コンシーラーが崩れない・厚塗りに見えないプロの仕上げテクニック
どんなに丁寧に塗っても、時間が経つとコンシーラーがヨレたり、厚塗り感が出てきたりすることはよくあります。ここでは、プロも実践する「崩れにくく・薄づきに見せる」仕上げのコツをご紹介します。
少量を重ねる「薄膜テクニック」
コンシーラーは一度にたくさんのせようとするほど、厚塗り・崩れのリスクが高まります。「物足りないかな?」と感じる量を薄くのせ、必要であれば乾いてから少しずつ重ねるのがプロの鉄則です。1回分の量は米粒の半分〜1粒程度を目安にしてみてください。
「たたき込み」でヨレを防ぐ
コンシーラーはのばすよりも「たたき込む」が基本です。スタンプを押すようにポンポンと指の腹でなじませることで、肌との密着度が上がり、崩れにくくなることが期待できます。特に目の下のデリケートな部位は、薬指の腹を使って優しくたたくのがおすすめです。
セッティングパウダーで「封印」する
コンシーラーを塗った後にパウダーで押さえる「セッティング」は崩れ防止に欠かせないステップです。微細なパーティクル(粒子)のルースパウダーをふわっとのせるだけで、コンシーラーの持ちが大きく変わります。ただし、目の下の乾燥が気になる方はパウダーのつけすぎに注意。ブラシを軽く払ってから余分な粉を落とし、ごく薄くのせるのがコツです。
セッティングミストで仕上げる
仕上げにセッティングミスト(メイクフィクサースプレー)を顔全体に吹きかけると、コンシーラーを含むメイク全体がより密着し、長時間のキープが期待できます。顔から20〜30cm離してふんわりスプレーするのが上手な使い方です。
日中の直しは「スポンジ」で
日中に崩れてきたと感じたら、綿棒やスポンジで浮いた部分をそっと押さえてから、少量のコンシーラーを重ねましょう。ティッシュオフ(ティッシュで優しく余分な皮脂を吸い取ること)してから直すと、新たな厚塗り感を防げます。
下地選びもコンシーラーの崩れに影響する
コンシーラーの崩れは、下地選びにも左右されることがあります。皮脂が多い方はオイルコントロール(皮脂吸着)タイプの下地を、乾燥が気になる方は保湿タイプの下地を選ぶと、メイク全体の崩れを抑えやすくなります。コンシーラーの使い方を見直す際は、ぜひ下地との組み合わせも一緒に確認してみてください。
コンシーラー選びで押さえておきたい注意点とよくある失敗
コンシーラーを使いこなすうえで、ぜひ知っておいてほしい注意点とよくある失敗パターンをまとめました。「なんとなくうまくいかない」と感じている方は、ここで一度チェックしてみてください。
注意点①:肌の保湿が不十分なままコンシーラーを塗らない
コンシーラーは、乾燥した肌の上に塗ると小じわやキメの溝に入り込み、かえってシワや凹凸が目立ちやすくなる場合があります。特に目の下は皮膚が薄くデリケートなため、スキンケアで十分に保湿してからコンシーラーを使うことが大切です。アイクリームや乳液がベタついている状態でコンシーラーを塗ると逆に崩れやすくなるので、なじんでから少し時間をおいて使いましょう。
注意点②:コンシーラーだけで完全にカバーしようとしない
コンシーラーは「補正アイテム」であり、ファンデーションとセットで使うものです。コンシーラー1本ですべてを隠そうとすると、どうしても量が多くなり厚塗り感や崩れの原因になりやすいとされています。ファンデーションで7〜8割カバーしてから、残りをコンシーラーで補う、という考え方で使うと仕上がりがぐっと自然になります。
注意点③:色を明るくしすぎない
「隠したい」という気持ちから、自分の肌色よりも大幅に明るいコンシーラーを選んでしまうことがあります。しかし、明るすぎるコンシーラーは白浮きして逆に目立ったり、ハイライトのようになってクマや凹凸を強調してしまうことも。肌色より1トーン程度明るいものを基準に選び、コーラルやオレンジでの補色も取り入れるのがおすすめです。
よくある失敗:コンシーラーのみで目の下を明るくしようとする
目の下にコンシーラーをたっぷりのせて「明るく見せたい」と思っても、のせすぎると逆にコンシーラーが浮いてしまい、パンダ目のように見えてしまうことがあります。目の下全体に塗り広げるのではなく、クマが気になる部分だけにピンポイントでのせ、指でじっくりなじませるのがポイントです。
Tips:コンシーラー選びに迷ったらテスターで試す
コンシーラーは実際に肌にのせてみないと、色みやテクスチャーのフィット感が判断しにくいアイテムです。購入前はデパートやドラッグストアのテスターを活用し、自然光の下や店頭の鏡でなじみを確認するのがおすすめです。また、SNSや美容系コンテンツでの使用感レビューも参考にしながら、自分の肌質・悩みに合ったアイテムを探してみてください。
まとめ|コンシーラーは「種類・色・塗り方・順番」の4つが鍵
コンシーラーは「種類・色・塗り方・順番」の4つを正しく押さえるだけで、仕上がりが大きく変わります。クマには補色を活かしたカラー選び、シミ・ニキビ跡にはピンポイントでのせてぼかすテクニック、そして薄膜重ねとたたき込みで崩れにくい仕上げを実現することが大切です。
最初は少し手順が多く感じるかもしれませんが、毎日のメイクで少しずつ試していくうちに自分のお気に入りの使い方が見つかるはず。「コンシーラーって難しい」と感じていた方も、ぜひこのガイドを参考に、自分らしいカバーテクニックを楽しんでみてください。
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2026.07.22
著者
MIKA
美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。
