ヘアワックスの種類と選び方完全ガイド|髪質別おすすめ8タイプを徹底解説

ドラッグストアやサロンの棚に並ぶヘアワックスを前に、「どれを選べばいいの?」と迷った経験はありませんか?ワックスは見た目も価格もさまざまで、種類は細かく分けると10種類以上にのぼります。自分の髪質やなりたいスタイルに合ったものを選ばなければ、思い通りのヘアスタイルが作れないだけでなく、髪がベタついたり、ボリュームがつぶれてしまうことも。この記事では、ヘアワックスの種類ごとの特徴と、髪質別の選び方をわかりやすく解説します。毎朝のスタイリングをもっとラクに、もっと楽しくするヒントをぜひ参考にしてみてください。

ヘアワックスの主な種類と特徴|まずは8タイプを知ろう

ヘアワックスを選ぶときに最初に知っておきたいのが、タイプごとの基本的な特徴です。それぞれ質感・キープ力・ツヤ感・伸びやすさがまったく異なるため、自分のスタイリングの目的に合ったものを選ぶことがポイントになります。

クリームタイプ

クリームタイプは、ワックスのなかでもっともオーソドックスなタイプです。テクスチャーがやわらかく伸びがよいため、髪全体にムラなくなじませやすく、スタイリング初心者にも扱いやすいのが特徴です。キープ力はミディアム程度で、ナチュラルな仕上がりからしっかりめのセットまで幅広く対応できます。製品によってはガッチリ固まるハードタイプや、ふんわりとした動きを出しやすいソフトタイプもあるので、仕上がりのイメージに合わせて選ぶとよいでしょう。

ジェルタイプ

ジェルタイプは液体に近いテクスチャーが特徴で、クリームタイプよりも強いキープ力と、ツヤのある濡れ感スタイルに仕上げたいときに向いています。毛束感を出しやすく、タイトでクールな印象のスタイリングに重宝します。ただし乾くのが比較的早く、固まり始めると再整形が難しいため、手際よくスタイリングを進める必要があります。ワックス初心者の方はやや扱いにくさを感じるかもしれないので、最初は少量から試してみるのがおすすめです。

ファイバータイプ

ファイバータイプは、繊維(ファイバー)が配合されており、グーッと伸びるのが特徴です。髪へのなじみがよく、ランダムな動きや毛束感を出しやすいため、ミックスパーマやウェーブスタイルとの相性も抜群です。扱いやすさはクリームタイプと同様に高く、初心者にも人気があります。ただし量を付けすぎると繊維が絡まってボリュームがつぶれてしまうため、少量を手のひらに薄く伸ばしてから使うのが上手に使うコツです。

マット・クレイタイプ

マットタイプやクレイタイプは「ドライワックス」とも呼ばれ、油分・水分が少ないのが特徴です。ツヤを抑えたマットな質感に仕上がり、ボリュームが出やすいため、軟毛や細毛で「ぺたんとしやすい」という悩みを持つ方に向いています。キープ力が高く、ショートスタイルやメンズライクなスタイルをガッチリ固めたいときにも活躍します。一方、水分が少ないぶん伸びにくく、洗い落とすのに少し手間がかかる点は覚えておきたいところです。

グリースタイプ

グリースタイプは水溶性で、ポマードのような濡れたツヤ感を出してくれるのが最大の特徴です。かつては男性向けのイメージが強いアイテムでしたが、近年はウェットな濡れ髪スタイルが女性にも人気となり、女性用グリースも多く登場しています。ボリュームを出すというよりは、束感を作りながらツヤを演出したいときに向いています。水溶性なのでシャンプーで落としやすい点も魅力のひとつです。

ムースタイプ

ムースタイプは水分量が多いふわふわとした泡状のワックスで、手に取って髪に揉み込むだけで手軽にスタイリングできます。ガッチリ固めるというよりも、ふわっとした動きやツヤ感・ほどよい束感を出したいときに最適です。パーマスタイルのカールをきれいに活かしたいときにも相性がよく、朝の忙しい時間でもすばやくセットできるため、スタイリングに時間をかけたくない方にも喜ばれています。

スプレータイプ

スプレータイプはムースと同様に水分を多く含み、手を使わずに直接髪に吹きかけるだけでまとまりを出せる手軽さが魅力です。キープ力は強くありませんが、ちょっとした外出前の仕上げや、お直しとしての使用にはとても便利です。スタイリングの最後にサッとひとふきするだけでもニュアンスが変わるため、他のワックスと組み合わせて使うのもおすすめです。

ウォータータイプ

ウォータータイプは寝ぐせ直しウォーターに近い感覚で使えるほど水分量が多く、ガチガチに固めるスタイリングには向きませんが、自然なまとまりやほんのりとした束感を出してくれます。ワックスのベタつきが苦手な方や、ナチュラルな仕上がりを求める方にはぴったりのタイプです。

髪質別ヘアワックスの選び方|あなたの髪に合うタイプはどれ?

ヘアワックスは「何となく人気のもの」を選ぶのではなく、自分の髪質に合ったタイプを選ぶことが、スタイリングの仕上がりを大きく左右します。ここでは代表的な4つの髪質タイプ別に、おすすめのワックスを紹介します。

くせ毛・広がりやすい髪の方へ

くせが強く広がりやすい髪の方には、繊維が髪に絡みながらしっかりとまとめてくれるファイバータイプがおすすめです。繊維の力でバラつく毛をまとめながらキープ力も確保できるため、広がりを抑えたスタイルを長時間維持しやすくなります。仕上げにスプレーを重ねることで、さらにキープ力を高めることもできます。広がりが特に気になる方は、スタイリング前に洗い流さないトリートメントを使って髪の表面をなだらかに整えておくと、ワックスのなじみがよくなりますよ。

パーマスタイルをきれいに活かしたい方へ

ふんわりとしたカールや波ウェーブを活かしたいパーマスタイルには、水分を多く含んだムースタイプクリームタイプがよく合います。水分がカールをやわらかくまとめながら動きを引き出してくれるため、パーマ特有のふわっとした質感をキープしやすくなります。ムースタイプは揉み込むだけなので時短スタイリングにも向いており、忙しい朝にも大活躍します。クリームタイプを使う場合は、手のひらで十分に温めてから髪に揉み込むようにすると、よりなめらかにツヤが出やすくなります。

軟毛・細毛でボリュームが出にくい方へ

髪が細くやわらかくて、すぐペタンとしてしまうというお悩みには、水分・油分の少ないマットタイプ・クレイタイプがぴったりです。油分が少ないぶん髪が重くなりにくく、根元からしっかりとボリュームを出しながらキープ力も高い点が大きな魅力です。ドライな仕上がりになるため、ツヤよりもふんわりしたマットな質感を好む方にも向いています。スタイリングのときは少量を手全体に広げ、根元に揉み込むようにつけると効果的です。

硬毛・ノーマル毛の方へ

比較的太くしっかりとした髪質の方は、ファイバータイプで動きや束感を出したり、グリースタイプでツヤ感を演出したりするのがおすすめです。ファイバータイプは太い髪にもしっかりなじみ、自由自在にスタイルを作りやすく、グリースタイプはウェットな濡れ感スタイルや、タイトにまとめたいときに最適です。硬めの髪質にはスタイリング剤の量が多めになりがちなので、少量からスタートして足りなければ追加するというやり方で調整するとうまくいきやすいです。

仕上がりイメージで選ぶ!なりたいスタイル別おすすめワックス

髪質だけでなく、「どんな仕上がりにしたいか」という目的に合わせてワックスを選ぶことも大切です。ここでは仕上がりイメージ別に、選ぶべきタイプをまとめました。

ツヤのある濡れ感スタイルにしたい

ツヤのあるウェットスタイルを目指すなら、ジェルタイプグリースタイプがベストです。水分を含んだ質感が濡れたような光沢感を演出してくれます。韓国風のタイトなウェットヘアやオールバックスタイルなど、今トレンドのスタイルにも対応できます。

ふんわり・エアリーな動きを出したい

ふわっとした軽やかな動きを出したい場合は、ムースタイプウォータータイプが向いています。水分が髪をやわらかく包みながら、ナチュラルな動きを引き出してくれます。ガッチリ固めるよりも、ゆるっとした抜け感スタイルを好む方に最適です。

しっかり固めてキープしたい

崩れにくいスタイルを長時間キープしたい場合は、クレイタイプハードなクリームタイプが活躍します。キープ力の高いワックスを選ぶ際は、使用量を少なめにしてから少しずつ足していく方法が、ベタつきや重さを防ぐコツです。

ナチュラルにまとめたい

ヘアスタイルを決めすぎず、ナチュラルにまとめたいときはウォータータイプライトなクリームタイプがおすすめです。ほんのりとまとまる程度のスタイリングができ、素髪に近い自然な仕上がりになります。

ワックスを上手に使うための4つのコツ

良いワックスを選んでも、使い方が間違っていると思い通りの仕上がりにならないことがあります。スタイリングの質を上げるために、ぜひ押さえておきたいポイントを4つ紹介します。

1. 少量からスタートする

ワックスの失敗で多いのが「つけすぎ」です。特にマットタイプやクレイタイプは少量でも効果が高いため、まずは500円玉より小さいくらいの量を目安にして、足りなければ少しずつ足していくようにしましょう。つけすぎると髪が重くなったり、ベタつきの原因になってしまいます。

2. 手のひらで十分に伸ばしてから使う

ワックスを手に取ったら、両手のひらを合わせてよく伸ばしてから髪につけるのが基本です。特にクリームタイプやマットタイプは、手のひらで温めることでテクスチャーがやわらかくなり、髪にムラなくなじみやすくなります。

3. 毛先・中間から根元の順につける

ワックスをつける順番は、毛先→中間→根元の順が基本です。根元から先につけてしまうとボリュームがつぶれやすくなるため、まず毛先にスタイルの形を作り、最後に根元でボリュームを調整するイメージで進めましょう。

4. 仕上げにスプレーを重ねる

スタイリングの最後にキープスプレーを軽くかけることで、ワックスだけでは難しいキープ力を補うことができます。特に湿気が多い季節や、長時間スタイルをキープしたいときにはこのひと手間が大きな差になります。スプレーは20〜30cm程度離した位置から全体に軽くかけるのがポイントです。

まとめ

ヘアワックスはクリーム・ジェル・ファイバー・マット・グリース・ムース・スプレー・ウォーターと、大きく分けても8つのタイプがあり、それぞれに特徴や向いているスタイルが異なります。自分の髪質と、なりたいスタイルのイメージをセットで考えながら選ぶことが、スタイリング上手への近道です。くせ毛や広がりが気になるならファイバータイプ、ボリュームが出にくい軟毛にはクレイタイプ、パーマスタイルにはムースタイプというように、まずは今の髪の悩みから選んでみるのがおすすめです。毎朝のスタイリングが楽しくなるような、あなたにぴったりのワックスをぜひ見つけてみてください。

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著者

MIKA

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