オリーブオイルの美容効果7選!スキンケアへの使い方と食用との違いを解説

キッチンに眠っているオリーブオイルが、実はスキンケアの強い味方になるとしたら?オリーブオイルはイタリア料理をはじめとした料理でおなじみですが、その美容効果の高さは料理の世界だけにとどまりません。保湿・エイジングケア・クレンジングなど、肌に塗ることでも多彩な美容効果が期待できるとされています。今回は、オリーブオイルに含まれる美容成分から、スキンケアへの具体的な取り入れ方、食用と美容用の違いまでを徹底解説します。毎日のビューティールーティンをもっと豊かにしたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

オリーブオイルに含まれる7つの美容成分と期待できる効果

オリーブオイルが「美容オイルの定番」として長年愛され続けている理由は、含まれる栄養成分の豊富さにあります。ひとつずつ丁寧に見ていきましょう。

① オレイン酸──保湿力の要

オリーブオイルの約70〜80%を占める主成分「オレイン酸」は、人の皮脂の構成成分と非常に近い性質を持っています。そのため肌なじみがよく、角質層まで浸透しやすいとされています。乾燥が気になる季節や、肌のバリア機能が低下しているときにも、うるおいを補いやすい成分です。

② スクワレン──肌の柔軟性を高める

スクワレンは人の皮脂にも含まれる天然の保湿成分で、肌を柔らかく保つ働きが期待できます。加齢とともに皮脂中のスクワレン量は減少するといわれており、外から補うことでハリや弾力のある肌づくりをサポートしてくれると考えられています。

③ ポリフェノール──抗酸化作用でエイジングケア

オリーブオイル、特にエクストラバージンオリーブオイルに多く含まれるポリフェノール(オレウロペインやヒドロキシチロソールなど)は、強い抗酸化作用を持つとされています。肌の酸化(いわゆる”サビ”)はシミやくすみの一因とも考えられており、こうした成分を取り入れることでエイジングケアへのアプローチが期待できます。

④ ビタミンE──細胞を守るエイジングケアビタミン

「若返りビタミン」とも呼ばれるビタミンEは、強力な抗酸化成分のひとつ。紫外線によるダメージや乾燥による肌荒れへのアプローチが期待できます。オリーブオイルにはビタミンEが豊富に含まれており、スキンケアとして使うことで肌へ直接働きかけることができます。

⑤ ビタミンK──肌の均一なトーンをサポート

ビタミンKはクマや赤みが気になる肌のトーンを整える働きが期待できる成分です。目元の乾燥ケアにオリーブオイルを活用する際にも注目したい成分です。

⑥ ビタミンA(βカロテン)──肌のターンオーバーをサポート

オリーブオイルにはβカロテンも含まれており、体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは肌の新陳代謝(ターンオーバー)をサポートし、ハリのある肌づくりに役立つとされています。

⑦ 植物性ステロール──肌の炎症を穏やかに鎮める

植物性ステロールには、肌の炎症を穏やかに落ち着かせる働きが期待できるとされています。敏感肌や肌荒れが気になる時期のスキンケアに取り入れてみるのもおすすめです。

このように、オリーブオイルにはひとつのオイルに多種類の美容成分が凝縮されているのが特長です。

食用と美容用の違いとは?正しいオリーブオイルの選び方

スキンケアにオリーブオイルを使うとき、「冷蔵庫にある食用オリーブオイルを使えばいいんじゃない?」と思う方も多いはず。しかし、食用と美容用はそもそも製造目的が異なるため、用途に合わせた使い分けが大切です。

食用オリーブオイルの特徴

食用オリーブオイルは、あくまでも「おいしさ」と「風味」を最大化するために作られています。果皮や種に由来する不純物がわずかに残っている場合があり、これらが肌に刺激を与えることがあります。また、食用グレードは農薬残留基準が食品として定められているものの、スキンケア用途で肌に直接触れることを前提とした処理はされていません。肌への刺激が強くなるケースもあるため、スキンケアへの使用はなるべく避けるのが無難です。

美容用オリーブオイルの特徴

美容用(コスメティックグレード)のオリーブオイルは、不純物が徹底的に取り除かれた状態に精製されています。低刺激に仕上げられているため、敏感肌や乾燥肌の方でも比較的使いやすいのが特長です。また、食用に比べてベタつきが少なくサラッとした使用感のものが多く、クレンジングや保湿ケアにも使いやすく設計されています。

どうしても食用を使う場合は「エクストラバージン」を

それでも食用を使いたい場合は、「エクストラバージンオリーブオイル」を選びましょう。一番搾りで不純物が少なく、ポリフェノールやビタミンEの含有量が最も多いとされているためです。ただし、パッチテストを必ず行い、肌に異常を感じた場合はすぐに使用を中止してください。

オリーブオイルの種類まとめ

種類 特徴 美容使用
エクストラバージン 一番搾り・風味豊か・栄養素豊富 △(食用では最適)
バージンオリーブオイル 二番搾り・風味良好
精製オリーブオイル 無臭・脱色処理済み
美容用オリーブオイル 低刺激・不純物除去済み

スキンケアに使うなら、基本的には美容用オリーブオイルを選ぶのがおすすめです。

【実践編】オリーブオイルを使ったスキンケアの方法5選

では実際に、オリーブオイルをスキンケアにどう活用すればいいのでしょうか。シーン別に5つの使い方をご紹介します。

1. クレンジング

毛穴の汚れや毛穴詰まりが気になる方におすすめの使い方です。

手順
1. 手のひらに美容用オリーブオイルをティースプーン1杯程度出す
2. 乾いた手・乾いた顔にオイルをなじませ、円を描くようにやさしくマッサージ(1〜2分)
3. 濡らしたコットンまたはぬるま湯でオイルをやさしく拭き取る
4. 洗顔料で軽く洗い、スキンケアへ

オレイン酸は「油は油で落とす」原理で、毛穴に詰まった皮脂汚れを浮かせてくれます。洗い上がりがつっぱりにくいのも魅力です。

2. 保湿パック(蒸しタオルパック)

乾燥がとくに気になる日や、特別なセルフケアタイムに取り入れたい方法です。

手順
1. 洗顔後、顔全体に美容用オリーブオイルを薄く広げる
2. ホットタオル(電子レンジで30秒程度温めた濡れタオル)を顔にそっと乗せる
3. 3〜5分待ったらタオルを外し、余分なオイルをやさしく拭き取る
4. いつものスキンケアで仕上げる

蒸気の力でオイルが角質層に届きやすくなり、もっちりとしたうるおい肌が期待できます。週1〜2回のスペシャルケアとして取り入れてみてください。

3. リップケア

唇の乾燥・縦ジワが気になるときに。就寝前に少量のオリーブオイルを唇に塗るだけで、翌朝のプルッとした唇が期待できます。

4. 手・かかとの集中保湿

乾燥が気になる手や、ガサガサしやすいかかとへの集中ケアにも活用できます。就寝前に少量のオイルを塗って綿の手袋や靴下をはくと、翌朝しっとりとした感触を実感しやすいです。

5. ヘアオイルとして使う

少量をアウトバストリートメント代わりに毛先になじませると、乾燥や摩擦によるパサつきをケアできます。また、シャンプー前に頭皮や毛先になじませてから洗い流す「プレトリートメント」として使うのもおすすめです。

食べて取り入れるオリーブオイルの美容活用法

オリーブオイルの美容効果は、肌に塗るだけでなく、「食べて内側から取り入れる」ことでも期待できます。外側と内側、両面からアプローチすることでより効果的なスキンケアになるでしょう。

1日の摂取目安

オリーブオイルの推奨摂取量は1日あたり大さじ1〜2杯程度が目安とされています。カロリーが高いため、食事全体のバランスを見ながら取り入れましょう。

効果的な食べ方

サラダのドレッシングとして
エクストラバージンオリーブオイルを加熱せずにドレッシングとして使うのがもっともシンプルな取り入れ方です。ポリフェノールやビタミンEは熱に弱い性質があるため、生のままで使うのが栄養的にも理想的です。

豆腐や魚に少量かけて
シンプルな料理に少量かけるだけで、健康的な脂質をプラスできます。醤油と合わせて冷奴にかけると、和風でヘルシーな一品に。

スープやお味噌汁に仕上げとして加える
調理の最後に少量加えることで、風味とともに栄養素をプラス。加熱時間が短いほどポリフェノールの酸化を抑えられます。

朝の一杯として
朝食前に小さじ1杯のエクストラバージンオリーブオイルをそのまま飲む「モーニングオリーブオイル」を習慣にしている方もいます。腸内環境を整える効果が期待できるとされており、美肌づくりの観点でも注目されています。

食事としてのオリーブオイルは、美味しく無理なく続けやすいのが大きなメリット。毎日の食生活に少しずつ取り入れていきましょう。

オリーブオイルスキンケアの注意点と使う前に知っておきたいこと

オリーブオイルは天然成分ですが、すべての肌に合うとは限りません。安全に使うために、以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。

必ずパッチテストを行う

初めてオリーブオイルを肌に使う際は、必ず二の腕の内側などに少量塗って24〜48時間様子を見るパッチテストを行ってください。赤み・かゆみ・刺激感を感じた場合は使用を中止し、肌状態が落ち着かない場合は専門家にご相談ください。

ニキビ肌・脂性肌への使用は慎重に

オレイン酸は皮膚への浸透力が高い反面、毛穴を詰まらせやすいという側面もあります。脂性肌やニキビが多い方は、クレンジングで使用した後にしっかりと洗い流すか、使用頻度を抑えるなどの工夫が必要です。

食用オリーブオイルを長期間スキンケアに使わない

先述の通り、食用は肌への使用を前提として製造されていません。一時的な使用は大きな問題になりにくいことが多いですが、長期間のスキンケアには美容用を選ぶことを強くおすすめします。

開封後は早めに使い切る

オリーブオイルは酸化しやすいオイルです。開封後は3〜6か月を目安に使い切り、高温多湿や直射日光を避けて保管しましょう。酸化したオイルは肌への刺激になる場合があります。

目の周りへの使用は量を抑えめに

目元の皮膚はとくに薄くデリケートなため、使用する場合はごく少量にとどめましょう。

まとめ

オリーブオイルは、オレイン酸・ポリフェノール・ビタミンEをはじめとした美容成分が豊富に含まれたマルチな天然オイルです。クレンジングや保湿パック、ヘアケア、リップケアなど、日常のスキンケアに幅広く活用できます。また、食事として内側から取り入れることで、美肌づくりへのアプローチをさらに強化することも期待できます。ただし、食用と美容用の違いをしっかり理解し、必ずパッチテストを行ってから使い始めることが大切です。自分の肌タイプや悩みに合わせて賢く取り入れ、オリーブオイルの力でうるおいある肌を目指してみてください。

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著者

MIKA

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