今はサロンやドラッグストアで価格も見た目も違うワックスが、たくさん並んでいますよね。しかしその中から自分の髪質やヘアスタイルに合うワックスを選ぶのはなかなか大変です。失敗なく選ぶために、ワックスの種類や違いについて見てみましょう。
目次
ワックスの種類
ワックスは髪の毛を形づけるものから、艶や手触りをよくするものなど様々な種類があり、細かく分類すると10種類以上もあるといわれています。
それぞれ特徴や使用感が全く異なるので自分の扱いやすいタイプを選びましょう。
クリームタイプ
一般的にワックスといわれて想像されやすいのがクリームタイプです。
立ち上がりや硬さ、扱いやすさなどが平均的で、ワックスに慣れていない方でも扱いやすいタイプです。
クリームタイプでも、キッチリ固まるタイプや無造作な動きを出しやすいタイプがあるので、ヘアスタイルに合わせて選びましょうね。
ジェルタイプ
液体状のジェルワックスは、クリームタイプよりもキープ力に優れ毛束感を出しやすく、ジェル特有のツヤ感を出すことができます。
キープ力は強いですが、比較的すぐに固まってしまう為スタイリングは手早く済ませなければいけません。
ワックスでのヘアセットに慣れていない方は注意が必要ですよ。
ファイバータイプ
ファイバーと言われているように、繊維が含まれていて伸びやすいワックスです。
髪の毛への馴染みも良いので、ワックスに慣れていない方でも扱いやすいタイプです。
しかし、量を付けすぎてしまうとボリュームが出にくくなるので、失敗しない為に少量から少しづつ足していくようにしましょう。
マット、クレイタイプ
ドライワックスとも呼ばれるマットとクレイは、油分や水分の少ないワックスで、軟毛の方や毛量の少ない方でもボリュームを出しやすく、キープ力にとても優れています。
水分や油分が少ないので伸びが悪く、手を洗ってもなかなか落ちないのが難点ですが、慣れるととても扱いやすく優れているタイプです。
ふんわりとしたヘアスタイルよりも、ガッチリと固めたいショートスタイルにおすすめです。
グリースワックス
ポマードのようなツヤを出してくれる水溶性のグリースワックスは、男性が使うイメージがありましたが最近では女性用に使われることが多くなってきました。
ボリュームを出してキープをするというよりは、ツヤを出してほのかな束感を出すのに適しています。
ムースタイプ
ふわふわなムースタイプのワックスは水分量が多く、ガッチリと固めるよりは、動きを出しながらツヤ感や束感を出すのにおすすめです。
ムースを手に取り揉み込むだけなので、パーマスタイルの方やスタイリングに時間をかけられない方、ワックスに慣れていない方にはとても扱いやすいタイプです。
スプレータイプ
ムースタイプと同様水分を多く含んだワックスで、手に取る必要がなく直接髪の毛にスプレーするだけでまとまりが出てくれます。
キープ力はあまり強くはないですが、ちょっとしたお出かけや忙しい時には手軽に使用できてとても助かりますよ。
ウォータータイプ
寝癖直しのような水分の多いウォータータイプのワックスは、ガチガチに固める事はできませんが、自然なまとまりや束感を出してくれます。ワックスで髪の毛がベタベタするのが嫌な方におすすめのタイプです。
髪質に合わせたワックス選び
癖毛や広がりが気になる毛
癖が強く、広がりやすい髪の毛にはファイバータイプのワックスでしっかりとキープしながらまとめて上げるのがおすすめです。
広がりを出したいパーマスタイル
ふわふわな動きを出したいパーマスタイルには、ムースタイプやクリームタイプで水分を与えながらスタイリングするのがおすすめです。
軟毛や細い毛
髪の毛が細く柔らかい方は、マットやクレイ系のドライワックスがおすすめです。圧倒的なボリュームの出しやすさと、キープ力によってスタイルの表現力が広くなります。
硬毛気味なノーマル毛
比較的太く丈夫な髪の毛では、ファイバーワックスで多少の束感や動きを出したり、グリースワックスでツヤを出してあげるのがおすすめですよ。
まとめ
髪質やヘアスタイルに合わせて、自分の扱いやすいワックスを選んでスタイリングを楽にしましょうね。
2018.07.16