『私に似合う髪型ってなんですか?』、『一番似合う長さはどのくらいですか?』美容師さんはかなりの確率で聞かれることがあるそうです。
あの芸能人の髪型がかわいいから一緒にしたい、一度思い切ってベリーショートにしてみたい、似合うと思って切ったのに似合わなかった…
挑戦してみたい髪型があってもなかなか実行できない方もいると思います。
服装によっても雰囲気は変わりますが、良い意味でも悪い意味でも、髪型によっても180度イメージが変わってきます。
目次
顔の形による分類
顔の形による分類は細かく分ける9個の分類などもありますが、一般的によく使用されるのは
『丸型』 『卵型』 『面長型』 『四角形型』 『三角形型』
の5個の分類です。
自分のタイプを知るのにタテヨコの比率を見る方法があります。
タテは眉毛から口までの長さ
ヨコは口の高さの横幅
その2つの比率によってタイプがわかりやすくなります。
それぞれの特徴とポイント
丸顔
丸顔の比率は『タテ3:ヨコ3』
日本人に最も多いのが丸顔タイプです。
丸顔の特徴はボールのように綺麗な曲線のラインの顔です。
頰がふっくらしている、横幅が広いなどの特徴もあります。
イメージとしては、童顔に見られやすく、可愛らしい印象になります。
ただ二重アゴになりやすいこともあります。
似合う髪型としては、横幅と縦の長さが一緒なので、顔の縦が長くなるようにするのがポイントです。
トップにふんわりボリュームを持たせてあげると縦に長さが出てくれます。
NGなポイントとしては、
アゴのラインで前髪を揃えてしまうと、余計に丸顔を強調させてしまいます。
前髪を作る際には、パッツンにせず横に流すなどして、おでこを見えるようにしましょう。
卵型
卵型の比率は『タテ3:ヨコ2』
バランスのとれた1番理想的な顔型です。
他の顔型のタイプの方は卵型の比率になるようにヘアスタイルを考えると良いでしょう。
卵型の特徴は、全体的に丸みを帯びて細長い型です。卵のようなきれいな楕円形です。
似合う髪型として、1番なんでも似合うのが卵型です。
面長顔
面長顔の比率は『タテ3:ヨコ2』
頬やアゴがシャープな方が多いです。
大人っぽく見られやすく、逆に老けて見られることがあります。
似合う髪型としては、前髪の横幅を少し広めに取るのがおすすめです。ストレートよりも毛先にカールをかけたり、丸みを帯びたカットやセットにしましょう。
四角顔
四角顔の比率は『タテ1:ヨコ2』
特徴として、額が広い方が多く、ハチやエラが張り気味な方も多いです。
男性的なイメージになります。
似合う髪型としては、トップにボリュームを出して、前髪の幅を狭く取るのがおすすめです。
三角形顔
三角形型の比率は『タテ3:ヨコ2』
特徴は、耳から顎までのラインが直線的でシャープになります。
顔の横幅が広く見えたり、キツいイメージになりやすいです。
似合う髪型としては、トップにボリュームをだしてハチまわりはタイトに抑えたり、耳下からパーマでボリュームを出してあげると良いでしょう。
ヘアスタイル別のポイント
ベリーショート
かなり短めのベリーショートは中性的な顔立ちの方が似合います。ジェンダーレスと言う言葉が流行りましたが、女性と男性の中間の中性的なイメージになります。
短い分、縦長感も出せるのでかっこよさやボーイッシュな雰囲気になりやすいですが、輪郭をあまり出したくない方には不向きなスタイルといえるでしょう。
ショート
ショートは耳下から顎までが5.5cmの方が1番似合うと言われています。耳下から顎までの距離が短い小顔でシャープな方です。また、首が華奢な方も似合うとされています。
ここ数年では、「ショートボブ」が主流ですよね。ひし形のフォルムを作りやすいので、小顔効果が高いのが特徴です。印象的に、前髪ありだと「かわいい」らしい雰囲気に。前髪なしだと「かっこいい」雰囲気になりやすいです。
ストレートボブ
パッツンと切られたストレートボブはポイントを変えれば実は誰にでも似合うとされています。
丸顔の方は前髪を流しておでこを出して、面長の方は前髪の横幅を広めに取ってあげたりと、比率を見ながらそれぞれのポイントを取り込むと良いでしょう。
ボブの種類は前下がりボブやストレートボブなど様々な種類があります。雰囲気が180度変わるスタイルもできるのでしっかり確認しましょう。
また、印象的に「モード」「クール」な雰囲気になりやすいです。
ロング
ストレートのロングではカッコいい雰囲気を、ふわふわのパーマをかければ柔らかい女性の雰囲気を出したりと、万能なのがセミロングからロングの長さです。
また、ロングは男性が好きな髪の毛の長さでもあるので、男ウケ間違えなしですよ!
縦の比率を長くしてくれるので、スタイルアップにもつながります。さらに、フォルムや顔まわりにフィット感を出すと小顔効果も高まります。
背の低い方よりは、高めの身長の方がバランスをとりやすいです。
身長に合わせて、長さを決めるのも良いと思いますので、美容師さんに相談してみましょう。
「巻き髪スタイルにマンネリしてきたな…。」と感じたら、アレンジスタイルをやることもできますよね。
まとめ
骨格や輪郭によって似合う髪型や似合わない髪型を選ぶことも1つの選択肢になります。
最近では、自分の写真から色々な髪型をシュミレーションしてくれるアプリなどもあるので、それらを活用するのも楽しいかもしれません。
また、輪郭に合っていてその人の良さを最大限に引き立てている髪型。
洋服やアクセサリー、メイクなどファッションとのバランスがとれている。
コンプレックスなどをカバーできて自分の求めている女性像になって心が満たされている。
この3点が全て揃っていてこそ、自分に最も似合う理想のヘアスタイルになります。
内面や外見の雰囲気、ファッションやメイクなど様々な角度から本当にあなたが輝いて満足できるものを見つけてみてください。
2018.11.03