『アカモク』という食べ物をご存知でしょうか?ダイエットやアンチエイジングに高い効能があると話題のアカモク!美容におすすめな成分や効能を見ていきましょう!
目次
アカモクとは?
日本発のスーパーフードと呼ばれているアカモクは、日本近郊の海で取れる海藻です。
海の納豆と呼ばれる程ネバネバとした粘りがあり、食べるとシャキシャキとした食感を楽しむことができます。
山形県では銀葉藻(ギンバソウ)、新潟県では長藻(ナガモ)、秋田県ではギバサなどと呼ばれることもあります。
アカモクはワカメやもずくよりもミネラルなどか豊富に含まれているのです。
アカモクの成分や効能
美容に高い効果が期待できるとされているアカモクですが、具体的な効能を見ていきましょう。
・フコキサンチン
アカモク以外にも、褐藻類に含まれるフコキサンチンは赤色を出したり苦味などの元となっている成分です。
脂肪燃焼作用や美肌効果、アンチエイジング効果などを期待できるとされています。
・フコイダン
アカモクを含む海藻類の、ネバネバに含まれているのが硫酸多糖の一種であるフコイダンです。
フコイダンはその効能の高さから、世界中で研究が進められており、美容やダイエットに効果が高いことが解明されています。
ダイエットだけでなく、肝機能の向上や免疫力アップにも効果的です。
・食物繊維
海藻類の中でも、アカモクの食物繊維含有量はかなり豊富になります。
食物繊維は便秘解消として有名ですが、腸内環境を改善する働きもあります。
・ポリフェノール
年齢によるお肌のシワやシミ、乾燥などの症状を和らげ防ぐためには、お肌の酸化を防ぐ必要があります。
アカモクに豊富に含まれるポリフェノールには酸化を防ぐ抗酸化作用があり、アンチエイジングに絶大な効果を期待できます。
・ミネラルやビタミン類
アカモクには、もずくやワカメよりもミネラルが豊富に含まれているとされています。
ミネラルは人間の体内で作り出すことが出来ないため、食物で摂取する必要があります。
ミネラルは筋肉などの働きを調整、炭水化物などの代謝にも大きく関わりのある大切な成分になります。
アカモクの食べ方
アカモクは春から初夏にかけてが旬になりますが、冷凍や乾燥状態の物もあり年間を通して手に入れることができます。
アカモクの下処理から保存方法を見ていきましょう。
生アカモクの下準備
生のアカモクを食べる際には、ヒ素を有しているため加熱する必要があります。
泥などの不純物がついている場合があるため、しっかりと流水で洗います。
中心の茎の部分は固くて食べることができないため、先端から根元ににかけてしごき葉だけを取りましょう。取れない葉は固いので捨てます。
たっぷりのお湯を沸かして、沸騰したらアカモクの葉を入れましょう。
約数十秒程茹で、鮮やかな緑色になったらザルに上げて流水で冷やしましょう。
・生アカモクの保存
茹でたアカモクは、お皿やパックなどに入れて冷蔵庫で2日〜3日の保存が可能になります。
また、長期保存をしたい場合は、小分けパックや袋に入れて冷凍庫での保存が可能です。
人気の食べ方
アカモクは刻むことでネバネバとした粘りを楽しむことができます。
納豆に混ぜてご飯にかけたり、お味噌に混ぜて食べる方もいます。
さっぱりと食べたい方は酢の物などもおすすめですよ!
まとめ
アンチエイジングやダイエットに効果が期待できることで大注目のアカモクには、ミネラルやビタミン、食物繊維などの栄養が豊富に含まれています。
乾燥や冷凍のアカモクを購入することができるため、年間を通して食べることができます!
さまざまな食材に合わせやすいのも人気のポイントですね。ネバネバの力でツヤのある美肌を手に入れましょう!
2018.09.11