日焼け止めの効果を高められる塗り方とポイント7選!

紫外線が気になる季節になると日焼け止めをいつも以上に付けたり、UV効果のある化粧品を使い入念に紫外線対策をしているという方も多いかもしれません。

しかし、日焼け止めはただ適当に付けているだけでは、効果をきちんと得られていないこともあるんです。

そこで今回は、効果的に日焼け止めを塗る事ができるポイントを7選ご紹介します。

日焼け止めを正しく使って、美肌美人を目指しましょう!

日焼け止めに書かれているSPF・PAとは?

日焼け止めを正しく使う前に、まずSPFとPAの意味を知っておきましょう。

日焼け止めのパッケージには、SPFとPAという文字や数字が記載されています。

SPFとPAは紫外線防止効果があるという事が示されており、
SPFとは「Sun Protection Factor」の略で日本語で紫外線防御指数を意味していており、
SPFは紫外線による赤みや炎症の原因の元であるUV-B波を防止してくれる指数を表しています。

SPFの横には必ず数値が書かれており、数値の数字が大きいほど効果が高くなっています。

またPAとは、「Protection Grade of UVA」の略でシミやシワの原因と言われている紫外線A波(UVA)を防ぐ効果があります。

効果の程度を表している指標には、「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4種類があり、+の数が多くなるほど紫外線A波を防ぐ効果が高くなります。

日焼け止めを効果的に塗るポイント!

日焼け止めは、塗り方や付ける順番が正しくないと効果をきちんと得る事ができません。

そこで、日焼け止めを使う際の正しい塗り方や注意ポイントなどを7選ご紹介します。

1.惜しみなく一度に沢山使う!

日焼け止めを体に塗るときに、ケチってしまい少量だけだし、薄く伸ばして使っていたりしませんか?

伸ばして使った方が、肌にも優しそうに感じるかもしれませんがそのやり方はNGです!

日焼け止めは薄く伸ばして塗ると効果を十分に得られなくなってしまい、塗った意味が全くなくなってしまいます。

しっかりと紫外線対策に取り組みたいなら、毎回たっぷりと日焼け止めを塗ってみてくださいね。

2.顔に日焼け止めを塗るときは保湿をしておく!

顔に日焼け止めを塗る際には、まずスキンケアで顔全体を保湿してお肌を整えておきます。

洗顔後、スキンケアをする前に日焼け止めを塗ってしまうと肌がさらに乾燥してしまうので、必ず化粧水や美容液でスキンケアをした後に日焼け止めを塗りましょう!

またその後のベークメイクは、日焼け止めを塗った後に化粧下地、ファンデーションの順番で行いましょう。

3.古い日焼け止めは使用しない

家の中を整理していると、まだ使い切っていない古い日焼け止めが出てくることがあるかもしれません。

まだ残っているので最後まで使わなきゃ!と、つい思ってしまいますが、1年以上前の日焼け止めを使用するのは推奨できません。

日焼け止めの成分の中には時間が経過してしまうと効果が無くなってしまうものもあり、
また、保存状態が悪いと変色していたり、悪臭が漂う事もあるので、ちょっとでも気になる点があるなら使うのを控えて、
現在使っている日焼け止めもできれば1シーズン中に使い切るようにしましょう。

お得な値段に惹かれて大容量サイズの日焼け止めを購入してしまうと、1シーズンで使い切れない事が多いので注意してくださいね。

4.塗って数時間したら再度塗り直す!

SPFの数値が低めの日焼け止めは、付けてから数時間で紫外線防止効果がなくなってしまいます。

また、水に濡れたり汗を沢山かいてしまうと、日焼け止めが肌から流れ落ちてしまい想定していた時間よりも効果が早めになくなることもあります。

使用する日焼け止めの種類にもよりますが外出時には、なるべく2~3時間おきに塗り直して肌をきちんと守りましょう!

5.塗り残しが無いようにきちんと塗る!

日焼け止めを顔に塗るときには、日焼けをしたくない場所全てに完璧に塗らなければいけませんが、
ほとんどの人がきちんと塗れていないと言われています。

塗り残しの多い主な場所は、目や口の周り、髪の生え際、鼻、唇などです。

顔は日に焼けてしまうとシミやシワの原因になってしまうので、日焼け止めを塗る場所の中でもかなり重要になっています。

塗り残しが無いように1度だけでなく2~3度、入念に塗る事をおすすめします。

6.シーンによって日焼け止めを使い分ける

日焼け止めを選ぶ際に、SPFの数値が高い物ほどが効果がありそうだと思い買っているという方も多いかもしれませんが、そのような選び方はNG!

SPFの数値が高いほど効果が長続きしてくれますが、その分、肌への負担をかけてしまい、
数値が高い日焼け止めを毎日使っていると肌が乾燥したり荒れてしまうこともあります。

そのため、日焼け止めをシーンによって使い分ける事で、肌に負担をかけずに使用する事ができます。

少しの外出にはSPF10~20、屋外に出る事が多めの場合はSPF15~30、
屋外でスポーツやレジャーをするときにはSPF30~50、SPF50+を使うのがおすすめです。

7.1日の終わりに必ず落とす

日焼け止めは強い紫外線から肌を守ってくれますが、同時に肌に負担をかけている事を忘れてはいけません。

特に多くの日焼け止めに配合されている「紫外線吸収剤」は、長時間付けていると肌へのダメージを受けやすくなってしまいます。

そのために、日焼け止めを塗った1日の終わりには必ず洗顔やお風呂に入って完全に落とすようにしましょう。

まとめ

意外にもNGな使い方が沢山あり、これまでにNGの使い方をしてしまっていたという方も多かったかもしれません。

次に日焼け止めを購入するときにはSPFやPAにも注目して選んでみてくださいね。

著者

Biew 運営

関連記事