僕が日本からアメリカへ渡米してから早くも1ヶ月が経ちました。
今回は1ヶ月経った今現在の心境や現地のサロン、美容事情と僕のプライベートなどを お伝えして行こうと思います!
アメリカ最初の地はCHICAGO
まず僕が東京の羽田空港から向かったのは、CHICAGOの
O’Hare International Airport【シカゴ・オヘア国際空港】
現在、僕が勤めてるサロンは3店舗。
・カリフォルニア州ロサンゼルス
・イリノイ州シカゴ
・テキサス州ダラス
最初はシカゴの店舗でスタートすることになりました。
ここから僕のアメリカ生活が始まります!
あっという間で濃厚な1ヶ月の奮闘記(笑)をお伝えします!
まずアメリカに着いたらやるべき事(生活の立ち上げ)
最初の1ヶ月は新しい環境での生活の立ち上げ準備に奔走しました!
僕の場合はアメリカに到着した次の日から仕事だったので、休みの日に色々な手続きを進 めていく事になります。
●アメリカ生活の必要な手続き
1)Social Security Number [ソーシャルセキュリティーナンバー]の取得
Social Security Number [略してSSN]とは日本のマイナンバーカードみたいなもので、アメリカの社会保障制度の番号の事です。
アメリカで銀行口座を開く時、運転免許を発行する時、携帯を契約する時、家や車を買う 時やクレジットカードを作る時など、アメリカで生活する上で原則無くてはならないもの です!
取得するには最寄りのOfficeに行って窓口で申請します。
SSNが無いと銀行口座も作れないし、運転免許も申請出来ないので最優先で取得しました!
(通常アメリカ人は生まれた時から取得しますが、外国人は就労ビザの保持者などアメリカで働いてる人しか取得できませんので学生ビザの人は難しいです)
2)銀行口座の開設
日本と同じようにアメリカでも大手の銀行がありますが大体どこも同じサービスなので、住んでる家や職場の近くにどこの銀行のATMや支店が多いかで決めてもいいと思います。
アメリカの中でも特に支店やATMが多いと言われる大手の銀 行は、
・CHASE [チェイス銀行]
・Citi bank [シティバンク]
・Bank of America [バンク・オブ・アメリカ]
・WELLS FARGO [ウェルズファーゴ]
があります。僕はCiti bankにしました!
理由は1番家から近くてATMが多いからです笑
3)アメリカのクレジットカード作成
これがなかなか難しいことです。
こっちで生活する人、全員が体験する事ですがアメリカでは家を買ったり借りたりする時、携帯を契約する時や車を購入する時にその人の「クレジットスコア」を確認します。
そのスコアが高いと良いローンで車が買えたりしますが、低いスコアだとデポジット(頭金)を通常より多く払ったりしないといけないの です。
「クレジットスコア」はその人の「信用度」なんです!
アメリカで大事な「信用」って事 です。
そしてそのスコアを高くするにはアメリカのクレジットカードを作成して使わないといけ ません、、(日本のクレジットヒストリーは全く関係ないのです。。)
更にこっちはコーヒー1杯でもクレジットカードで会計する程、日本よりも現金を使う頻度が非常に少ないのです。
という事で僕もアメリカのクレジットカードを作ったのですが、なんでも作れるわけではなく限度額は少ないけど初めてでも作りやすい「ANA USA カード」を作成しました! これで徐々にクレジットスコアを築いていきます笑
4)Drivers Lisence [運転免許] の取得
これもアメリカで大事なものです!
車社会のアメリカでは移動は常に車です。
ダウンタウンに住んでれば必要ないと言われ る方もいらっしゃいますが、実際はみんなが車を持ってます。
ダウンタウンで生活してると運転する機会は少ないかもしれませんが、それでもアメリカ では必需品ですね!
高校の授業でも運転免許取得の為の授業もあります。日本と同じく、筆記試験(僕のいるイリノイ州ではパソコンを使ったタッチパネルで問題を解いていく)を合格したら実技試験が待ってます。
日本と違うのは自動車学校に通わずに、2000~3000円で車の免許が取れるんです!! 僕も丸暗記で筆記試験は合格しました! あとは実技試験だけです。。
とにかく日本で取るより早く、安く取れるのが良い所 です!
アメリカの住まい・食などの生活について
まず「住まい」について。
家賃の相場は州によって全然違うので一概には言えませんし、そんなにアメリカの家賃相場をまだ理解してないので詳しいことは分かりません笑
日本のように駅から近いと家賃が高い&駅から遠いと安いはないらしいです。
なぜならここでは移動は基本が車だから! 徒歩での移動を基準にしてないのです。。 車で移動するのだから駅から家までが近かろうが、遠かろうが関係はありません。
アメリカでは、日本の「ワンルーム」を「studio」、「1K」を「1Bed」と行ったりしますし、「4Bedroom 3Bath」という日本では考えられないほどの家も割と普通にあります 笑 (お風呂とトイレが3つも!!)
スーパーやショッピングモールにしても、土地の狭い日本では「縦に縦に」建物を作るの に対して、土地が有り余ってるアメリカでは「横に横に」施設が作られていきます。
なの でどこに行っても駐車場が広い!! 車道も広い!! たまに5車線とか普通にありま す。。 ちなみにシカゴは冬の時期(大体10月の後半から4月までくらい)は雪が降って、1月、2 月には−20度になるので車で移動しないと凍死しちゃいます。。
次は「食」について。
シカゴは実はアメリカ有数のグルメ都市かも!!
皆さんは「アメリカ料理」って何を思い浮かべますか?
アメリカは元々のアメリカ人と移民で構成されてるので、諸外国の食事が揃っていてスー パーに行ってもピザやパスタ、ベトナム料理、タコス、ライス(白米やブラウンライス 等)、スペイン料理などがあります!
特にシカゴでは「シカゴピザ」「シカゴホットドッグ」が有名です!!
両方ともかなり原型から離れてます笑
アメリカでのサロンワークについて
まずは英語が大事です!!
そしてスタッフが全員日本人のサロンなので日本のお客様もいらっしゃいます(アメリカ に移住している方、駐在員の方など) 特にシカゴはたくさんの人種が多く、日本・韓国・台湾・タイなどのアジア系、アメリカ ン、ポーリッシュ・ロシアンなどのヨーロピアンも沢山いらっしゃいます!
特徴的なのは、メンズの髪型の需要はFade Cut[バリカンで0.1mmから4mmくらいでの自然なグラデーションの刈り上げスタイル] が多く、女性の髪型はロングのパーマスタイル [日本のゆるふわパーマよりもっとしっかりしたカール]を求める方が多いです!
ヨーロピアンの女性や白人の髪色が好きな方には「Ombre」や「Balayage」といったグ ラデーションカラーの派生系も人気です。
あとは僕もよく提案するのですが、日本のAir Waveはアメリカには無いパーマメニュー らしく、かなり人気で欧米人のウケが非常に良いです!
日本でやってた時よりも断然、 Air Waveをやらせていただく事が多くなったのでかなり上手くなりました笑
日本と比べると、いろんな人種の方がいるので髪のクセや質感、スタイルの好みが多種多様なので適応するのに苦労しました。。
カラー剤も日本よりも発色の強いカラー剤や強力なアルカリ剤など薬剤知識も勉強が必要ですね!
いろんな苦労もありますが、やはり美容師の仕事はどの国でも通用するというのを実感しています笑
そして日本の接客、技術は間違いなく評価が高いです!
ぜひ日本の皆さんも1度は「世界の美容」を実際に感じてみてはいかがでしょうか!!
ARUKAS HAIR [CHICAGO] Yosuke Imai [Hair Stylist]
2018.12.04