メイクの中でも「なんとなくいつも同じ色」になりがちなのが、リップメイクではないでしょうか。毎日のルーティンになってしまうと、気づかないうちにマンネリ化してしまうもの。でも実は、リップカラーを少し変えるだけで、顔全体の印象がガラリと変わるんです。特に秋冬は、季節感のあるリップカラーや質感が豊富に揃うシーズン。今回は、秋冬のトレンドを意識したリップカラーの選び方と、旬な口元を作るための質感テクニックを詳しくご紹介します。今季こそ、リップメイクをもっと楽しんでみませんか?
目次
リップメイクが顔の印象を左右する理由と秋冬トレンドの特徴
メイクのパーツの中でも、唇は顔の中心に位置し、会話や表情の変化とともに自然と視線が集まる場所です。そのため、リップのカラーや質感が変わるだけで、同じアイメイクやファンデーションを使っていても、顔全体の雰囲気が大きく変化します。春夏と秋冬ではトレンドカラーが大きく異なり、季節に合ったリップを取り入れることで「おしゃれな人」という印象を自然に演出できます。
秋冬のリップトレンドに共通するのは、「深みと上品さ」というキーワードです。春夏のような明るくポップな発色とは異なり、秋冬はシックで落ち着いた色味が主流になります。全体的にこなれ感のある抜け感メイクが好まれる傾向があり、派手になりすぎずに大人の色気を漂わせるリップが注目されています。
また、質感のトレンドとしては、マットタイプのリップが引き続き人気を保ちつつ、そこに「ふっくら感」や「しっとり感」をプラスした進化系アイテムが多く登場しています。乾燥が気になる季節だからこそ、発色だけでなく保湿力や使い心地にもこだわりたいところ。カラー・質感・保湿力の三拍子を意識してリップを選ぶことが、秋冬メイクをワンランクアップさせる近道です。
まずは自分がどんな印象を目指したいかをイメージしながら、以下のトレンドキーワードをチェックしてみてください。
秋冬リップの主役カラー①|深みブラウン系で大人っぽい旬顔に
秋冬リップといえば、まず外せないのがブラウン系カラーです。ただし、今季注目したいのは明るいキャメルブラウンではなく、赤みや深みをプラスした「ダークブラウン系」のリップ。レッドブラウンやオレンジブラウン、バーガンディブラウンなど、奥行きのある色味が旬な印象を与えてくれます。
なかでも「オレンジブラウン」は、比較的肌なじみがよく、さまざまな肌色に馴染みやすいカラーです。明るすぎず暗すぎない絶妙なバランスが、垢抜けた口元を演出してくれます。「ブラウン系は地味になりそう」と感じている方でも、赤みやオレンジ味が入ることで血色感が生まれ、ナチュラルながら存在感のある唇に仕上がります。
一方で「レッドブラウン」はドラマチックな印象を与えたいときにぴったり。口元に視線を集めながら、全体をシックにまとめてくれるので、シンプルなアイメイクと合わせるだけでバランスのとれた仕上がりになります。
ブラウン系リップを上手に使いこなすポイントは、ベースのスキンケアをしっかり行い、唇の乾燥や縦じわを目立たなくしておくこと。リップバームなどで唇を保湿してからリップを重ねると、発色と持ちがぐっとよくなります。今季のメイクに迷ったら、まずブラウン系リップから試してみてはいかがでしょうか。
秋冬リップの主役カラー②|パープル・プラムで洗練された印象を
もうひとつ、秋冬に取り入れたいトレンドカラーが「パープル系」のリップです。パープルというと個性的で難しそうに感じるかもしれませんが、実はさまざまなニュアンスがあり、取り入れ方次第でとても上品な印象を演出できます。
たとえば、「ピンクパープル」は紫みがかったピンクで、派手になりすぎずに女性らしさを引き立ててくれます。普段のピンク系リップに飽きてきたという方が次に試すカラーとして、特におすすめです。また「プラムカラー」は、パープルにブラウンやネイビーが混ざったような深みのある色味で、秋冬のシックなコーディネートにもよく合います。大人っぽく洗練された印象を与えてくれるので、オフィスメイクやデートメイクにも活躍します。
パープル系リップを日常に取り入れやすくするコツは、まずグロスやトップコートとして薄く重ねることから始めることです。いつものリップの上からパープルのグロスをさっとプラスするだけで、こなれ感のあるニュアンスカラーになります。徐々に慣れてきたら、パープル系のリップを単品で使ってみると、さらにトレンド感のある口元が完成します。
チーク・アイシャドウはトーンを抑えたブラウンやベージュ系でまとめると、パープルリップとのバランスがとりやすくなりますよ。
今季押さえたいリップの質感トレンド|マット・ソフトマット・サテンの違いを解説
秋冬リップはカラーだけでなく「質感」にもこだわることで、より洗練された仕上がりになります。ここでは特に注目度の高い3つの質感についてご紹介します。
ソフトマット|ベルベットのようなふっくら感が旬
マットリップは引き続きトレンドですが、今季特に注目されているのが「ソフトマット」タイプです。通常のマットリップに比べてつけ心地が柔らかく、ベルベットのようなふんわりとした質感が特徴。唇をぺたっとした印象にせず、ふっくらとしたボリューム感を演出してくれます。重さを感じにくいのでリップが苦手な方にも取り入れやすく、発色の美しさも長時間キープしやすいのが魅力です。
セミサテン|上品な光沢で透明感をプラス
マット以外に注目したいのが「セミサテン」仕上げのリップです。サテン生地のような自然な光沢があり、透明感とツヤを同時に引き出してくれます。グロスほどテカテカせず、上品な輝きが唇を美しく見せてくれるため、オフィスシーンでも取り入れやすいのが嬉しいポイントです。口元をパッと華やかに見せたいときや、少し特別な日のメイクにもぴったりです。
シアー|保湿力が高く乾燥が気になる秋冬に◎
透け感のある仕上がりが特徴の「シアータイプ」は、保湿成分が豊富に含まれているものが多く、乾燥しやすい秋冬に特に重宝します。発色を抑えたナチュラルな口元になりますが、深みのあるカラーを選ぶことで色気のある仕上がりに。「リップをつけている感」が少ないのでナチュラルメイク派の方にもおすすめです。
リキッドルージュで叶えるみずみずしいぷっくり唇の作り方
ここ数年で定番アイテムとして定着してきた「リキッドルージュ」は、秋冬メイクでも欠かせない存在です。液状のテクスチャーが唇に密着し、塗りたてのような鮮やかな発色を長時間キープできることが最大の魅力。乾いた後もカラーがぴったりとフィットするため、マスクや食事でも崩れにくいと感じている方も多いようです。
リキッドルージュは、ぷっくりとしたボリューム感のある唇に仕上がることも特徴のひとつ。唇の輪郭をしっかり際立たせながら、みずみずしさを感じさせる仕上がりになるため、「口元を主役にしたい」日のメイクに特に向いています。
上手に使うコツは、まず唇をしっかり保湿してからリキッドルージュを塗ること。乾燥した唇に塗ると縦じわが目立ちやすくなるため、リップバームで下地を作っておくと仕上がりがぐっときれいになります。また、輪郭を先にリップライナーで整えてからリキッドルージュを重ねると、にじみを防ぎながらよりくっきりとした仕上がりになります。
秋冬のダークカラーのリキッドルージュは特に発色が強いので、最初は指でぼかしながら少量ずつ重ねていくと、失敗なくグラデーションリップに仕上げることもできますよ。初めてリキッドルージュを試す方は、まずブラウン系やピンクブラウン系の落ち着いたカラーから始めてみるのがおすすめです。
まとめ
秋冬のリップメイクは、深みのあるカラーとこだわりの質感を取り入れることで、ぐっと洗練された印象になります。トレンドカラーはブラウン系・パープル系が注目を集めており、質感はソフトマット・セミサテン・シアーなど自分の唇の状態や好みに合わせて選ぶのがポイント。「難しそう」と感じたら、まずグロスや薄づきのカラーからトライしてみてください。リップひとつ変えるだけで、毎日のメイクがもっと楽しくなるはず。今季こそ、リップメイクをアップデートして旬な口元を手に入れましょう!
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2026.06.10
著者
MIKA
美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。
