美容室と市販の違いって?私に合ったものはどれ?シャンプーについて徹底解説

サラサラでツヤツヤの髪の毛に女性の方は一度は憧れますよね?

美容室ではシャンプーにトリートメントにワックスなど様々な商品があります。

ドラックストアなどでも同じようなシャンプーがたくさん並んでいます。

でも見た目はもちろん値段や種類が全く違いますよね?

効果や中身は一緒でしょ。と思っている方も多いと思います。

ですが実は効果も中身も全く違うのです。

 

そもそもシャンプーとは?

シャンプーの最も大きな役割は健康な頭皮を維持する為、頭皮の汚れや余分な皮脂を洗い流すことです。

脂分を出す皮脂腺は顔のTゾーンの3倍とも言われる程頭皮に最も多く存在します。

皮脂腺からは毎日皮脂が分泌されています。その皮脂をしっかり洗い流さなければ毛穴がつまり、ヘアサイクルが乱れます。結果的に代謝機能が低下して抜け毛や薄毛の原因に繋がってしまいます。

もう一つの目的はワックスやトリートメントなど髪の毛についている整髪料やホコリなどの汚れを洗い流すことです。

爪を立てて洗ったり髪をこすり合わせて洗ってしまうと頭皮の水分が過剰に失われて皮膚炎などのトラブルを引き起こす事がある為シャンプーの洗い方にも気をつけましょう。

シャンプーの違い

「洗浄力=鬼面活性剤」が大きく違う

「洗浄力?」と感じる方も多いはず。でも、泡立てるためにとっても必要な成分です。

市販のシャンプーにふくまれる多くの洗浄成分は、「ラウリル硫酸Na」「ラウリル硫酸カリウム」「ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩」などコストを安く抑え、且つ、強力な洗浄成分を持っています。要は、せっかく美容室で綺麗にカラーリングしてもらっても、すぐに落ちるという現象が始まるのです。

その他に、頭皮や髪の毛が乾燥しやすくなり、パサパサになりやすくなります。

一方で、美容室で取り扱うシャンプーは、「アミノ酸系洗浄成分」が含まれています。これは、天然由来なので、低刺激で髪の毛や頭皮に優しく作られています。

価格

そもそも市販されているシャンプーはお客様が買いたくなるようなシャンプーで作られています。

有名な芸能人の広告やCM、見ているだけで楽しくなる可愛いデザインのボトルなど中身よりも宣伝や見た目に力を入れている会社がほとんどです。

それがいけないのかと言われるとそうではありません。

売れなければ入れ替えられてしまい会社として成り立ちません。

結果的に原料費を安くして大量生産し、宣伝に力を入れる事でみなさんに買っていただき安く販売できるのです。

サロンでは平均2000~4000円するところ

市販のシャンプーでは平均500~800円程で購入出来ます。

成分

サロンのシャンプーは使い続けるうちにだんだんと髪質や状態がよくなっていくものが多い為、効果を実感できるのに時間がかかります。

一方で市販のシャンプーは一回の使用で効果が分かるものが多いです。

シャンプーの目的として皮脂などを洗い流すとありますが、どちらのシャンプーにも洗浄する成分が必ず入っています。

ノンシリコンとは?

界面活性剤の洗浄力によって、汚れはしっかり落ちます。

ですが、市販の界面活性剤では洗浄力が強すぎる為、ギシギシで手触りが悪くなります。

シャンプーを使っても指が通らないほどギシギシにはなりませんよね?

そこで、手触りを良くするために配合されているのがシリコンです。

市販のでは疎水性のシリコンが使われています。

しっかりコーティングしてくれるので手触りはよくなりますが、蓄積しやすいため髪が乾きにくい、カラーやパーマがかかりにくい、髪が硬くなることがあります。

サロンのシャンプーでもシリコンが配合されているものもありますが、水溶性のため蓄積しないのが多いです。

ノンシリコンシャンプーは文字通り、シリコンが配合されていません。

髪をコーティングして手触りを良くするシリコンが入っていないため、さっぱり軽い仕上がりになる一方で、指通りが悪くなる、髪がギシギシすると感じる方がいます。

ですが、コーティングされていないためトリートメント成分がしっかり浸透してくれます。

  ノンシリコンシャンプーであっても洗浄力の高い高級アルコールの界面活性剤ではなく低刺激のアミノ酸系界面活性剤が配合されているものがおすすめです。

また最近では、ノンシリコンでもギシギシにならない。と販売安値でされているものの、シリコンではありませんが、それに近い成分が配合されている商品もあるため注意が必要です。

製品の成分表に「ラウレス硫酸」(ラウリル硫酸)と表記してある場合がありますが、本来は床の洗浄に用いられる強力な硫酸系の洗剤です。

使い方を誤ると、頭皮の皮脂を必要以上に取り過ぎ、トラブルの元になる可能性も。

まとめ

市販のシャンプーのメリット

・価格が比較的安い

・様々な容器のデザインを選べる

・指通りがよく一回で効果がわかる

・香りがよく好みに合わせて選べる

市販のシャンプーのデメリット

・パーマや縮毛強正がかかりにくくなる

・カラーの色が入りづらく抜けやすい

・洗浄力が強く乾燥しやすい

・髪の毛がパサパサになりやすい

サロンのシャンプーのメリット

・目的、髪質に合わせて選べる

・パーマなどの施術に影響が少ない

・カラーの持ちがよくなる

・肌や髪に優しい

・栄養成分が豊富に配合

サロンシャンプーのデメリット

・価格が比較的高い

・効果を実感できるのに時間がかかる

・市販の物より泡立ちが弱い

どちらのシャンプーもそれぞれメリットとデメリットがあります。何十種類とあるシャンプーですが自分の目的に合わせたシャンプー選びを楽しんでください。

著者

Biew 運営

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