野菜ポタージュで美肌ケア|寒い季節に飲みたいおすすめレシピ5選

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監修者:ASAMI

スキンケアや美容習慣に関する専門知識を持つ美容アドバイザー。化粧品成分や肌の基礎知識に精通し、読者が安心して情報を活用できるよう、美容メディアにおける記事監修を担当。専門性と分かりやすさの両立を重視した情報提供を行っている。

寒い季節になると、体の芯からほっこり温まるスープが恋しくなりますよね。どうせ飲むなら、体を温めるだけでなく、お肌にもうれしいものを選びたいと思いませんか?実は「野菜ポタージュ」は、美容ケアとしても注目されている飲み物なんです。とろりとした口当たりと野菜本来の甘みが楽しめるポタージュは、美肌づくりに欠かせないビタミンや抗酸化成分を効率よく摂れる優秀なメニュー。今回は野菜ポタージュが美肌に働きかける理由と、おうちで手軽に作れるおすすめレシピをたっぷりご紹介します。

野菜ポタージュが美肌ケアにおすすめな理由

寒い季節は空気が乾燥し、肌のバリア機能が低下しやすい時期です。外側からの保湿ケアはもちろん大切ですが、内側からの栄養補給も肌コンディションに大きく影響するといわれています。そこで取り入れてほしいのが、野菜ポタージュです。

野菜ポタージュの最大の魅力は、生では食べにくい量の野菜を一度に、おいしく摂れること。たとえばにんじん1本を生でそのまま食べようとすると結構大変ですが、ポタージュにすることでなめらかなスープに変わり、無理なく摂取できます。

さらに、野菜をポタージュにする調理プロセスそのものに、栄養の吸収率を高めるという側面があります。野菜の細胞には「細胞壁」と呼ばれる膜があり、この膜を壊すことで栄養素が体内に吸収されやすくなるとされています。ミキサーで野菜を細かく粉砕する工程は、この細胞壁を物理的に壊す効果が期待でき、生野菜をそのまま食べるよりも効率よく栄養を取り込めると考えられています。

また、水溶性のビタミン類(ビタミンCやビタミンB群など)は加熱によってスープの中に溶け出しますが、ポタージュなら汁ごと飲めるためそれらの栄養を逃さず摂れるのもポイントです。肌の材料となる栄養素をバランスよく、かつ効率的に摂り入れられる野菜ポタージュは、日々のスキンケアの”内側からのパートナー”として取り入れる価値が十分あります。

美肌をサポートする!ポタージュに入れたい野菜3選

野菜ポタージュの効果をより高めるには、美容成分が豊富な野菜を意識して選ぶことが大切です。ここでは、ポタージュとの相性がよく、美肌ケアに役立つ栄養素を含む野菜を3つご紹介します。

にんじん

にんじんに豊富に含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、肌の新陳代謝(ターンオーバー)のサポートや、乾燥・荒れ肌のケアに役立つとされています。β-カロテンは脂溶性の成分であるため、バターや油と一緒に調理することで吸収率が高まるといわれています。また、加熱によってより効率的に吸収されるという特性があり、ポタージュのように加熱してミキサーにかける調理方法は、β-カロテンを摂るうえで理にかなった調理法です。

トマト

トマトに含まれる赤い色素成分リコピンは、強い抗酸化作用を持つとされており、紫外線などによるダメージから肌を守るサポートが期待できます。また、ビタミンCも豊富で、肌のハリや明るさを保つコラーゲン生成のサポートにも役立つとされています。トマトも加熱することでリコピンの吸収率が高まるといわれており、ポタージュやスープにするのはおすすめの食べ方です。

玉ねぎ

玉ねぎに含まれるケルセチンというポリフェノールは、抗酸化作用を持つとされており、血流を促進し体のめぐりを整えるサポートが期待できます。血流が良くなることで肌への栄養供給もスムーズになり、透明感のある肌づくりにつながると考えられています。ポタージュに加えると甘みとコクが増し、味のベースとしても欠かせない野菜です。

基本の美肌ポタージュレシピ|にんじんポタージュ

まずは美肌成分・β-カロテンをたっぷり摂れる、にんじんポタージュのレシピをご紹介します。シンプルな材料で作れて、初めてポタージュを作る方にもおすすめです。

材料(2人分)

  • にんじん:100g
  • 玉ねぎ:20g
  • バター:5g
  • サラダ油:小さじ1/2
  • 牛乳:100ml
  • 水:100ml
  • コンソメ(顆粒):小さじ1/2
  • 塩・こしょう:各少々

作り方

  1. にんじんの皮をむき、縦半分に切ってから斜めの薄切りにする。
  2. 玉ねぎは根元を取り除き、薄切りにする。
  3. 鍋にサラダ油とバターを入れ、中火で熱する。バターが溶けたらにんじんと玉ねぎを加えて、しんなりするまで炒める。
  4. 水とコンソメを加えてひと煮立ちさせ、野菜が柔らかくなるまで弱火で10〜15分煮る。
  5. 火を止めて粗熱を取り、ミキサーに移してなめらかになるまで撹拌する。
  6. 鍋に戻し入れ、牛乳を加えて弱火で温める。塩・こしょうで味を整えたら完成。

ポイント:β-カロテンは油脂と一緒に摂ることで吸収率が高まるとされているため、バターやサラダ油をしっかり使って炒める工程を丁寧に行うのがおすすめです。仕上げに生クリームを少量加えると、よりリッチな味わいになります。

栄養バランスも◎!3種野菜のポタージュレシピ

複数の野菜を組み合わせることで、より幅広い栄養素を一度に摂れるのがポタージュのうれしいところ。じゃがいも・にんじん・玉ねぎの3種類を使ったボリューム感のあるレシピをご紹介します。

材料(2人分)

  • じゃがいも:中1個(約100g)
  • にんじん:30g
  • 玉ねぎ:中1個(約150g)
  • 牛乳:計1と1/2カップ(スープ用と仕上げ用に分ける)
  • バター:大さじ1
  • 水:1カップ(200ml)
  • 塩・こしょう:各少々

作り方

  1. じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、水にさらしてアクを取る。にんじんと玉ねぎは薄切りにする。
  2. 鍋にバターを中火で溶かし、玉ねぎとにんじんを加えてしんなりするまで蒸し煮にする(蓋をして弱火で5〜7分)。
  3. 玉ねぎが透き通ってきたら、水気を切ったじゃがいもと水を加え、野菜が柔らかくなるまでさらに15〜20分煮る。
  4. 粗熱を取り、牛乳1/2カップとともにミキサーに入れ、なめらかになるまで撹拌する。
  5. 鍋に戻し入れ、残りの牛乳1カップを加えて弱火で温め、塩・こしょうで味を整えたら完成。

ポイント:じゃがいもを加えることでポタージュにとろみと満足感が生まれ、一杯で腹持ちも良くなります。豆乳に置き換えると、よりヘルシーな仕上がりに。お好みでナツメグをひとふりすると風味がアップします。

アレンジ自在!美肌ポタージュのバリエーションアイデア

にんじんや3種野菜のほかにも、ポタージュに向いている美容野菜はたくさんあります。組み合わせを変えることで味のバリエーションが広がり、毎日続けやすくなるのもポタージュの魅力です。

かぼちゃポタージュ

かぼちゃはβ-カロテン・ビタミンC・ビタミンEを豊富に含む「美容の三冠野菜」とも呼ばれます。特にビタミンEは強い抗酸化作用を持つとされており、肌の酸化ダメージへのアプローチが期待できます。甘みが強くクリーミーな仕上がりになるため、ポタージュ初心者にも作りやすいレシピです。

小松菜+豆乳ポタージュ

小松菜はビタミンCのほか、骨や肌を強くするカルシウムや鉄分も豊富。豆乳と組み合わせることで、ビタミンCに加えて大豆イソフラボンも一緒に摂れます。大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするといわれており、肌のうるおいやハリのサポートが期待できます。緑色のきれいなポタージュは見た目もおしゃれで、おもてなしにもぴったりです。

トマトポタージュ

トマトのリコピンとビタミンCを丸ごと摂れるトマトポタージュは、美容目的でポタージュを飲みたい方に特におすすめです。にんにくとオリーブオイルで炒めてから煮込むことで、リコピンの吸収率がさらに高まるとされています。コンソメと相性が良く、仕上げにバジルを加えるとイタリアン風の一杯になります。

ポタージュを継続するコツ:まとめて作って冷凍保存しておくと、忙しい朝でも電子レンジで温めるだけで手軽に飲めます。製氷皿で小分けにして冷凍しておけば、1食分ずつ使えて便利です。

まとめ

野菜ポタージュは、寒い季節に体を温めながら美肌に役立つ栄養素を効率よく摂れる、とても理にかなった美容食です。加熱とミキサー粉砕によって栄養の吸収率が高まるとされているため、生野菜を食べるよりもコンパクトにたくさんの野菜を摂り入れることができます。にんじん・トマト・玉ねぎ・かぼちゃなど、美容成分豊富な野菜を上手に組み合わせながら、自分好みのレシピを見つけてみてください。朝食の一杯として、夕食の副菜として、毎日の習慣に取り入れることで、内側からじっくり肌を整えていきましょう。難しそうに見えるポタージュも、ミキサーさえあれば意外と簡単。まずは今日の夕ごはんから試してみてはいかがでしょうか。

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著者

MIKA

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美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。