グラスフェッドバターでダイエット|効果・やり方・おすすめの食べ方を徹底解説

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監修者:ASAMI

スキンケアや美容習慣に関する専門知識を持つ美容アドバイザー。化粧品成分や肌の基礎知識に精通し、読者が安心して情報を活用できるよう、美容メディアにおける記事監修を担当。専門性と分かりやすさの両立を重視した情報提供を行っている。

「バターって太るんじゃないの?」と思っていませんか?実は、バターの種類によってはダイエットをサポートする栄養素が豊富に含まれているんです。その代表格が「グラスフェッドバター」。牧草だけで育てられた牛のミルクから作られるこのバターは、一般的なバターとは栄養価がまったく異なります。オメガ3脂肪酸や共役リノール酸など、脂肪燃焼を助けるとされる成分が豊富で、海外のセレブやモデルたちの間でも取り入れられているダイエットフードとして注目を集めています。この記事では、グラスフェッドバターとは何か、そのダイエット効果や具体的な食べ方まで、丁寧にご紹介します。

グラスフェッドバターとは?普通のバターとの違いを知ろう

グラスフェッドバターとは、「グラス(grass=牧草)」「フェッド(fed=与えられた)」という言葉が示すとおり、牧草のみを食べて育った牛のミルクから作られたバターのことです。

日本で市販されているバターのほとんどは「グレインフェッドバター」と呼ばれるもので、とうもろこしや大豆などの穀物を食べて育てられた牛のミルクから作られています。一方、グラスフェッドバターに使われる牛は、広大な牧草地で自由に草を食べながらのびのびと育てられています。

この飼育環境の違いが、バターの栄養価に大きな差を生みます。牧草には豊富なビタミンやミネラルが含まれており、それを食べた牛のミルクにも自然と栄養素が豊富に含まれるようになります。グラスフェッドバターには、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンK2といった脂溶性ビタミン類が豊富に含まれており、さらにカリウム・鉄・リン・ナトリウムなどのミネラルも一般的なバターより多く含まれています。

また、グラスフェッドの牛はストレスの少ない環境で育てられているため、病気になりにくく、抗生物質などの薬剤を使用される機会が少ないとされています。さらに遺伝子組み換え飼料も使用されないため、より自然に近い形で生産されているバターといえます。

「バター=身体に悪い」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、近年の研究では乳製品に含まれる脂肪の見直しが進んでおり、適切な量であれば健康への悪影響は少ないとする見解も増えています。特にグラスフェッドバターは、その栄養バランスの良さから、健康志向の方たちに注目されているのです。

ダイエットに効果的とされる理由|注目の栄養成分を解説

グラスフェッドバターがダイエットフードとして注目されている理由は、含まれる脂肪酸のバランスにあります。ここでは特に注目したい成分を詳しく見ていきましょう。

オメガ3脂肪酸|基礎代謝アップをサポート

グラスフェッドバターには、多価不飽和脂肪酸の一種であるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。オメガ3には、血流を促進したり、コレステロール値を正常に保つ働きがあるとされており、また基礎代謝のアップへの関与も期待されています。

一般的な食生活では、オメガ6脂肪酸の過剰摂取になりやすく、オメガ3とオメガ6のバランスが崩れると体調不良につながる可能性があるといわれています。グラスフェッドバターの脂肪酸バランスはオメガ3:オメガ6=約2:1とされており、オメガ3をしっかり補える食材として評価されています。

共役リノール酸(CLA)|脂肪燃焼をサポートする成分

グラスフェッドバターに豊富に含まれる共役リノール酸(CLA=Conjugated Linoleic Acid)は、脂肪燃焼を助け、筋肉量の維持をサポートするとして研究が進んでいる成分です。酵素を活性化する働きがあるとされており、適度な運動と組み合わせることで、より効率的な体型管理が期待できます。

グレインフェッドバターと比較すると、グラスフェッドバターにはCLAが数倍多く含まれているとされており、この点がダイエット効果への期待につながっています。

血糖値が上がりにくい脂質構成

グラスフェッドバターは、糖質をほとんど含まない食品であるため、食後の血糖値を急激に上昇させにくいとされています。血糖値の急激な上昇は脂肪の蓄積を促すインスリンの分泌を高めるとされているため、血糖値をゆるやかに保つことは太りにくい食習慣づくりに役立つと考えられています。

グラスフェッドバターダイエットの具体的なやり方

グラスフェッドバターをダイエットに取り入れるのは、実は難しくありません。毎日の食事に少しだけプラスするだけでOKです。

基本の摂取量は1日大さじ1が目安

グラスフェッドバターの摂取量の目安は、1日あたり大さじ1(約12〜15g)程度です。これ以上摂取してもカロリーオーバーになる可能性があるため、適量を守ることが大切です。

トーストやパンに塗る

もっともシンプルな食べ方が、トーストやパンに塗る方法です。グラスフェッドバターは一般的なバターよりもあっさりとした風味が特徴で、食べやすいと感じる方が多いです。朝食に取り入れることで、毎日無理なく続けやすくなります。

バターコーヒーとして飲む

近年人気を集めているのが、バターコーヒー(別名:防弾コーヒー)です。ブラックコーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを加えてミキサーで攪拌するだけで完成します。

MCTオイルは中鎖脂肪酸から作られるオイルで、消化吸収が早く、エネルギーとして使われやすい性質を持っています。グラスフェッドバターとMCTオイルを組み合わせることで、それぞれの効果をよりスムーズに取り入れられると期待されています。バターコーヒーは腹持ちが良いため、朝食代わりに飲む方も多くいます。

料理の仕上げに使う

炒め物やソテーの仕上げにグラスフェッドバターを加えるのもおすすめです。コクと香りが増して料理がおいしくなるので、ダイエット中でも食事の満足度を下げずに取り入れられます。

大切なのは毎日継続することです。1日の摂取量を守りながら、無理のない形で食生活に取り入れていきましょう。

グラスフェッドバターのその他の嬉しい効果

グラスフェッドバターはダイエット以外にも、美容や健康に関するさまざまな効果が期待されています。

美肌・アンチエイジングへのアプローチ

グラスフェッドバターに豊富に含まれるビタミンAは、肌の細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)をサポートし、ハリや潤いのある肌の維持に役立つとされています。またビタミンEは抗酸化作用があるとされており、肌の酸化を防ぐ働きが期待できます。

さらにビタミンK2は、近年注目されている栄養素で、骨の健康維持にも関与しているとされています。美しい体型を目指すなら、肌や骨の健康も一緒に意識したいところですが、グラスフェッドバターはそうした美容面からのアプローチも同時に期待できる食材といえます。

腸内環境のサポート

グラスフェッドバターには酪酸(ブチレート)という短鎖脂肪酸が含まれており、腸の細胞のエネルギー源として働くとされています。腸内環境を整えることは、免疫機能の維持や肌トラブルの軽減にもつながるとされているため、美容と健康の両面から嬉しい成分です。

アレルギー反応の緩和が期待できるとも

グラスフェッドバターに含まれるCLAやオメガ3は、炎症を抑える働きがあるとされており、アレルギー反応の緩和に関連する研究も進んでいます。ただし、乳製品アレルギーのある方はご注意のうえ、必ずかかりつけの専門家に相談してから取り入れるようにしてください。

グラスフェッドバターの選び方と購入時の注意点

グラスフェッドバターは通常のスーパーではまだ手に入りにくいことが多く、主に自然食品店・輸入食材店・オンラインショップでの購入が中心になります。

「グラスフェッド」表示を確認する

購入の際は、パッケージに「グラスフェッド(Grass-Fed)」と明記されているか確認しましょう。「ナチュラルバター」や「有機バター」と書かれていても、必ずしもグラスフェッドとは限らないため注意が必要です。

代表的なブランドをチェック

国内で流通しているグラスフェッドバターの代表的なブランドとしては、ニュージーランド産の「ケリーゴールドバター」が広く知られています。アイルランド産のものも人気が高く、牧草地で育てられた牛のバターとして信頼性が高い製品です。

価格について

グラスフェッドバターは一般的なバターと比べると価格が高めです。200〜250g入りで1,000〜1,500円前後が目安となっており、コスト面が気になる場合は、まずバターコーヒー用として少量から試してみるのがおすすめです。

保存方法

開封後は冷蔵保存が基本で、長期保存する場合は冷凍も可能です。風味を損なわないよう、密封できる容器や袋に入れて保存するようにしましょう。

まとめ

グラスフェッドバターは、牧草だけで育てられた牛のミルクから作られる栄養価の高いバターです。オメガ3脂肪酸や共役リノール酸(CLA)が豊富で、基礎代謝のサポートや脂肪燃焼促進が期待されています。また、ビタミンA・D・E・K2など美容に関わる栄養素も多く含まれており、ダイエットと美肌ケアを同時に意識したい方にぴったりの食材といえます。1日大さじ1を目安に、トーストやバターコーヒーとして無理なく毎日の食事に取り入れてみてください。ただし、過剰摂取はカロリーオーバーになる可能性があるため、適量を守ることが大切です。手軽に始められる食習慣の改善として、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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著者

MIKA

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美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。