さつまいもの美容効果7選|美肌・ダイエットに役立つ食べ方と保存法

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監修者:ASAMI

スキンケアや美容習慣に関する専門知識を持つ美容アドバイザー。化粧品成分や肌の基礎知識に精通し、読者が安心して情報を活用できるよう、美容メディアにおける記事監修を担当。専門性と分かりやすさの両立を重視した情報提供を行っている。

秋になると街中に漂う甘い香り、焼き芋の季節がやってきますよね。「カロリーが高そう…」と食べるのを少し躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、実はさつまいもは美容効果の宝庫とも呼べる食材なんです。ビタミンC・食物繊維・ポリフェノールなど、美肌を目指す女性にとって嬉しい栄養素がぎっしり詰まっています。今回は、さつまいもに含まれる美容成分の種類と働き、効果を最大限に引き出す食べ方・保存方法、さらに毎日の食卓に取り入れやすいアレンジレシピまで、まるごと徹底解説します。

さつまいもが「美容食」と言われる理由とは?

さつまいもは、昔から「体に良い食べ物」としておなじみですが、近年では美容・健康の観点からも非常に注目度が高まっています。その理由は、ひとつの食材のなかに美肌をサポートする栄養素が複数同時に含まれているという点にあります。

まず注目したいのが、さつまいも特有の成分「ヤラピン」です。さつまいもを輪切りにしたときに切り口から滲み出てくる白い液体、あれがヤラピンです。ヤラピンには胃の粘膜を保護し、腸の動きを整えるサポートをする働きがあるとされています。さらに、さつまいもに豊富に含まれる食物繊維と組み合わさることで、腸内環境の改善が期待でき、便秘解消にもつながる可能性があります。

腸内環境と肌の状態は密接に関係しており、腸の調子が整うと吹き出物や肌荒れが落ち着いてくると感じる方も多いですよね。「美肌は腸からつくる」という考え方は、美容業界でも広く知られるようになりました。そういった観点からも、さつまいもは腸と肌の両面からアプローチできる食材だと言えます。

また、さつまいもは他のいも類と比較しても、後述するビタミンCやカルシウム、ポリフェノールの含有量が多く、バランスよく美容成分を摂取できるのが大きな強みです。「美容のためにサプリメントをたくさん飲むよりも、まず食事を見直したい」という方にも、さつまいもはぴったりの食材と言えるでしょう。

ビタミンCの含有量がりんごの約7倍!美肌効果を詳しく解説

美容成分として誰もが知っている「ビタミンC」ですが、さつまいもはこのビタミンCを非常に豊富に含んでいます。可食部100gあたり約29mgのビタミンCが含まれており、これはりんご(約4mg)と比較すると約7倍以上の含有量です。

ビタミンCの美容効果として代表的なものは、コラーゲンの生成サポートです。コラーゲンは肌のハリや弾力を保つために欠かせないタンパク質で、ビタミンCはその合成を助ける役割を果たすとされています。また、メラニン色素の生成を抑えるはたらきが期待されており、シミやそばかすのケアを意識している方にも注目される栄養素です。さらに、活性酸素から肌を守る抗酸化作用によって、肌の老化を遅らせるアンチエイジング効果も期待されています。

ここで気になるのが、「ビタミンCは熱に弱いから、加熱するとほとんど壊れてしまうのでは?」という点ですよね。多くの野菜ではその通りで、茹でたり焼いたりすると大幅にビタミンCが失われてしまいます。しかしさつまいもの場合は、含まれるでんぷんがビタミンCをコーティングして熱から守るはたらきをするため、加熱後もビタミンCがしっかり残りやすいという特性があります。

焼き芋・蒸し芋・レンジ調理など、どんな調理法でもビタミンCが摂りやすいのはさつまいもならではの嬉しいポイントです。毎日のおやつや食事に取り入れやすい食材であることも、美容面での継続的な摂取において大きなメリットと言えるでしょう。

カルシウム・ポリフェノールが豊富な「皮」も食べるのがおすすめ

「さつまいもは皮を剥いて食べるもの」と思っていませんか?実は、さつまいもの皮には実の部分と同じかそれ以上に豊富な美容成分が含まれており、皮ごと食べることで美容効果をより高く享受できます。

まず注目したいのがカルシウムです。さつまいもはいも類の中でもカルシウムの含有量が多く、特に皮の部分には豊富なカルシウムが含まれています。カルシウムといえば骨の健康維持のイメージが強いですが、肌にとっても重要な役割を担っています。カルシウムが十分に摂取されていると、肌のターンオーバー(新陳代謝)が正常に促進され、古い角質が適切に排出されることで、みずみずしくうるおいのある肌が保たれやすくなると言われています。日本人女性はカルシウムが不足しがちとされているため、さつまいもを皮ごと食べることで手軽に補えるのは嬉しいポイントです。

次に、さつまいもの皮に含まれるポリフェノールについても見てみましょう。皮に含まれる主なポリフェノールは「クロロゲン酸」と「アントシアニン」の2種類です。

クロロゲン酸はコーヒーにも含まれることで有名な成分で、抗酸化作用によって肌荒れのケアをサポートするはたらきが期待されています。また、脂肪の蓄積を抑えるはたらきがあるとされており、ダイエット中の方にも注目される成分です。

一方、アントシアニンはブルーベリーにも含まれる紫色の天然色素で、強い抗酸化作用があるとされています。目の疲れを和らげるはたらきが期待されており、デスクワークやスマートフォンの使いすぎで目が疲れやすいという方にも嬉しい成分です。紫色のさつまいも(パープルスイートロードなど)は特にアントシアニンが豊富なので、見かけたときはぜひ選んでみてください。

美容効果を最大化する!さつまいもの食べ方と保存方法

せっかくさつまいもを食べるなら、美容効果をできる限り引き出したいですよね。ここでは、効果的な食べ方のポイントと正しい保存方法をご紹介します。

食べるときの3つのポイント

① 必ず皮ごと食べる
前述の通り、さつまいもの皮にはカルシウムやポリフェノールが豊富に含まれています。皮を剥いてしまうとせっかくの美容成分を捨ててしまうことになるので、よく洗って皮ごと調理・食べるようにしましょう。

② 蒸すか茹でる調理法がおすすめ
揚げ物や炒め物にするとカロリーが高くなり、油の酸化による体への影響も気になります。蒸すか茹でる方法が最もビタミン類を損なわずに調理できると言われており、ヘルシーに美容成分を摂取できます。

③ 食べる時間帯は朝・昼がベスト
さつまいもには糖質が含まれているため、夜遅くに大量に食べるのは避けたほうが無難です。エネルギーとして使われやすい朝や昼に食べると、糖質が脂肪になりにくいと言われています。また、一度に食べる量は150gを目安にするのがおすすめです。食べすぎると糖質やカリウムの過剰摂取になりやすいため、適量を守りながら毎日継続的に取り入れることを意識しましょう。

保存方法のポイント

さつまいもは冷蔵保存には向きません。低温に弱い性質があるため、冷蔵庫に入れると低温障害を起こして内部が変色・腐敗しやすくなります。購入後は常温で保存し、冬場など室温が低い時期は新聞紙に包んでから保管するようにしましょう。適切な環境であれば、常温で2〜3週間程度保存が可能です。直射日光を避け、風通しのよい涼しい場所(15〜20℃前後が理想)に保管するのがポイントです。

美容成分を丸ごと摂れる!おすすめ簡単アレンジレシピ3選

さつまいもの美容効果を日々の食生活に取り入れるために、簡単に作れるアレンジレシピを3つご紹介します。どれも皮ごと食べられるレシピなので、美容成分をしっかり摂ることができます。

① 甘みたっぷり!基本のふかし芋

材料:さつまいも 数本、水 適量、塩 少々

作り方
1. さつまいもを6等分ほどの輪切りにする
2. 水と塩を加えたボウルで洗う
3. 鍋に水を張り、蒸し器にさつまいもを並べる
4. 中火で加熱し、蒸気が出てきたら弱火にして約30分蒸す
5. 竹串をさして、すっと通れば完成

シンプルなふかし芋は、さつまいも本来の甘みと栄養素をそのまま味わえる調理法です。砂糖やバターを加えずに自然な甘さを楽しんでみてください。

② 揚げないヘルシー大学芋

材料:さつまいも 1本、砂糖 大さじ2、みりん 大さじ1、醤油 大さじ1、黒ごま 適量、油 少量

作り方
1. さつまいもを皮付きのまま乱切りにし、水にさらしてアクを抜く
2. 水切りしたさつまいもを耐熱容器に入れ、ラップをして500Wのレンジで5分加熱する
3. フライパンに油を薄く引き、さつまいもを加えて炒める
4. こんがり焼き色がついたら油を拭き取り、砂糖・みりん・醤油を加えてカラメル状になるまで中火で絡める
5. 火を止めて黒ごまをふりかけたら完成

揚げないので油分を抑えられ、ダイエット中の方にも取り入れやすい一品です。

③ さつまいも入り肉じゃが

材料:さつまいも 300g、豚肉 150g、バター 適量、醤油 大さじ1と1/2、みりん 大さじ2、酒 大さじ2、だし汁 1/2カップ

作り方
1. 豚肉を食べやすい大きさに切り、さつまいもは皮付きのまま乱切りにする
2. さつまいもを耐熱皿に並べ、600Wのレンジで5分加熱する
3. フライパンにバターを溶かし、豚肉を炒める
4. 醤油・みりん・酒・だし汁を加え、さつまいもも入れて汁気がなくなるまで炒め合わせたら完成

ほっくり甘いさつまいもと旨味たっぷりの煮汁が絶妙にマッチする、食卓の定番おかずです。じゃがいもの代わりにさつまいもを使うことで、美容成分もプラスできます。

まとめ

さつまいもには、ヤラピン・ビタミンC・カルシウム・クロロゲン酸・アントシアニンなど、美肌をサポートする成分が豊富に含まれています。特に皮ごと食べることで、より多くの美容成分を摂取できるのがポイントです。調理法は蒸すか茹でる方法がおすすめで、食べる時間帯は朝・昼に1回150g程度を目安にしましょう。保存は常温で、冬場は新聞紙に包むのがコツです。毎日の食事にさつまいもをうまく取り入れながら、内側からキレイを育てる美容習慣を楽しんでみてください。秋冬だけでなく、一年を通じて食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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著者

MIKA

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美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。