帽子に似合うヘアアレンジ8選|脱いでも可愛い!種類別スタイリング術

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監修者:YOSHIE

美容師として10年以上の経験を持ち、カット、カラー、パーマなど幅広い施術を担当。髪質や骨格に合わせたスタイル提案を得意とし、多くの顧客のヘアデザインをサポートしてきた。現在は美容関連メディアの監修者として、ヘアケアやヘアスタイルに関する専門情報の監修を行っている。

紫外線対策やコーディネートのアクセントとして活躍する帽子ですが、「髪型が崩れそう」「脱いだ後のぺたんこ髪が気になる」と悩む方は少なくありません。実は、帽子コーデを垢抜けて見せるカギはヘアアレンジとのバランスにあります。

帽子と相性の良いアレンジを選べば、かぶっている間のスタイルはもちろん、脱いだ瞬間まで可愛さをキープしやすくなります。本記事では、帽子に似合うヘアアレンジとして、ローポニー・お団子・編みおろしなど帽子別におすすめのスタイル8選を、スタイリングのコツとあわせて詳しくご紹介します。

帽子ヘアをおしゃれに見せる3つの基本ルール

帽子×ヘアアレンジを成功させるには、いくつかの基本を押さえておくことが大切です。アレンジ選びに迷ったとき、この3つのルールを意識するだけで完成度がぐっとアップします。

ルール① 低めの位置でまとめる

高い位置のポニーテールやお団子は、帽子のクラウン(頭頂部分)と干渉しやすく、帽子が浮いてしまう原因になります。耳より下、後頭部の低い位置でアレンジをまとめるのが基本です。

低めの位置でまとめると帽子がかぶりやすくなるだけでなく、シルエットのバランスが整い、全体のこなれ感もアップします。特にローポニーテールや低めお団子は、どんな帽子にも合わせやすい万能スタイルです。

ルール② おくれ毛で抜け感を出す

顔まわりにおくれ毛を少量残すことで、こなれた印象が生まれます。きっちりまとめすぎると少し硬い雰囲気になりやすいため、こめかみや耳前から数本をふんわりと引き出すのがポイントです。

おくれ毛は指でクセをつけるか、カールアイロン(直径26mm程度)で軽くワンカールさせると、立体感が出てより自然な仕上がりになります。顔まわりを柔らかく見せる効果も期待できるため、積極的に取り入れてみましょう。

ルール③ スタイリング剤でキープ力を上げる

帽子の中で髪が蒸れると、崩れやクセがつきやすくなります。アレンジ前にワックスやヘアバームを少量なじませ、仕上げにヘアスプレーで固定しておくと、帽子を脱いだあともシルエットをキープしやすくなります。

ワックスは束感が出るハードタイプ、ヘアバームはツヤ感とまとまりを出したいときに向いています。テクスチャーによって仕上がりが変わるため、なりたいスタイルに合わせて選んでみてください。

キャップ・ニット帽に似合うヘアアレンジ3選

カジュアルな印象が強いキャップやニット帽は、ヘアアレンジ次第で大人っぽくも可愛くも振れる懐の広さが魅力です。帽子がクラウン全体を覆うため、アレンジは低めの位置でまとめつつ後ろ姿も意識するのがポイントです。

① ゆる三つ編みアレンジ

ロングヘアの方に人気のゆる三つ編みは、キャップやニット帽との相性が抜群です。タイトに編みすぎず、引き出しながらふんわり仕上げることでトレンド感が出ます。

作り方は、髪を一つにまとめてから三つ編みを作り、毛束を少しずつ引き出してボリュームを出すだけ。仕上げにヘアゴムを隠すようにひと束巻きつけると、より完成度が高まります。

崩れにくいためお出かけにも向いており、帽子を脱いだあとの後ろ姿も可愛く見えます。三つ編みの太さや引き出し具合を変えるだけで雰囲気が変わるため、自分好みにアレンジしてみてください。

② 今っぽい編みおろしスタイル

ハーフアップにしてから毛束を編み込み、そのまま下に流す「編みおろし」は、後ろ姿まで華やかに見えるトレンドスタイルです。無造作感がおしゃれで、カジュアルなキャップコーデとも相性が良く、抜け感のある今っぽいスタイルに仕上がります。

おくれ毛を多めに残すと顔まわりに柔らかさが生まれるため、顔まわりの毛は意識的に引き出しておきましょう。難しく見えますが、ゆるくランダムに編むだけでOKなので、セルフでも挑戦しやすいアレンジです。

編み込みは上から下へと毛束を足しながら進めるとボリューム感が出やすく、後ろ姿がさらに映えます。初めての方は鏡を2枚使って後ろを確認しながら進めると作りやすいでしょう。

③ 抜け感ローポニーテール

帽子コーデに迷ったときの定番が、低めの位置でまとめるローポニーテール。シンプルに見えますが、毛束を少しルーズに引き出してからスプレーで固定することで、こなれ感が段違いにアップします。

サイドから見てもバランスが良いため、帽子をかぶっていても脱いでもおしゃれ感が続くのが魅力です。顔まわりにおくれ毛を残せば女性らしい柔らかな印象にもなるため、幅広いシーンで活躍します。

仕上げにゴムの部分をひと束の毛で巻いて隠すと、よりこなれた印象に。ロング・ミディアム・ボブなど、幅広い髪の長さに対応できる点も嬉しいポイントです。

ハット・麦わら帽子に似合うヘアアレンジ3選

つば広ハットや麦わら帽子、カンカン帽は、フェミニンなスタイルを演出するのに最適な帽子です。アレンジの上品さを活かしやすく、後ろ姿にこだわるほどスタイルが映えます。低めのお団子やくるりんぱとの組み合わせが特に人気です。

④ こなれ感たっぷりの低めお団子

中折れハットやカンカン帽に合わせやすいのが、低めの崩しお団子です。後頭部の低い位置でお団子を作り、毛束をつまんで少し引き出してルーズ感を出すのがポイントです。

きっちりまとめすぎず、あえて「ゆるっと感」を残すことで、抜け感のある大人可愛い雰囲気に。顔まわりのおくれ毛と合わせると、帽子との一体感も生まれます。

帽子を脱いだあともアレンジが崩れにくく、長時間のお出かけでも安心です。お団子の大きさや位置を微調整するだけで、カジュアルにもきれいめにも対応できます。

⑤ 横顔まで可愛いサイドくるりんぱ

「正面からもアレンジを見せたい」という方には、サイドくるりんぱがおすすめです。耳下あたりで髪をまとめてくるりんぱを作ることで、帽子をかぶっていてもアレンジがサイドから見え、さりげないこなれ感を演出できます。

くるりんぱの毛束を引き出して立体感を出すと、より華やかな仕上がりに。アンニュイで大人っぽい雰囲気があり、きれいめコーデやデートシーンにも合わせやすいアレンジです。

くるりんぱを二段重ねにする「ダブルくるりんぱ」にすると、さらに立体感が増して後ろ姿の印象がアップします。ロング〜ミディアムの髪の長さがあれば挑戦しやすいので、ぜひ試してみてください。

⑥ 夏の麦わら帽子に映えるツインお団子

麦わら帽子や夏のフェスシーンにぴったりなのが、ふんわりツインお団子です。後ろ姿がぐっと華やかになり、写真映えも狙えます。甘めな印象になりやすいスタイルですが、シンプルな帽子や落ち着いたアース系カラーのコーデと合わせれば、大人の女性でも取り入れやすくなります。

お団子の位置は耳上〜やや後ろあたりが帽子と干渉しにくくバランスよく仕上がります。ゴムを見えないように毛束で隠すと、仕上がりがより洗練された印象になります。

左右のお団子の大きさをあえて少し変えてみると、よりおしゃれで個性的な印象に。ヘアピンやカラーゴムで遊び心をプラスするのもおすすめです。

ベレー帽・バケットハットに似合うヘアアレンジ2選

ベレー帽やバケットハットは、頭全体をすっぽり覆うフォルムが特徴です。アレンジが帽子の中に収まりやすいため、よりシンプルで洗練されたスタイルが向いています。一方で少し工夫するだけで、帽子を脱いだあとも華やかさをキープできます。

⑦ ベレー帽に合わせる上品ローポニー

ベレー帽との組み合わせで大人っぽく決まるのが、低い位置でまとめたローポニーテールです。きっちりめに仕上げると上品さが際立ち、ベレー帽のクラシカルな雰囲気ともよくマッチします。

ひと束取って毛束に巻きつけてゴムを隠すと、一気に洗練された印象に。毛先をコテで軽くワンカールさせてから結ぶと、帽子を脱いだあとも動きのある美しいシルエットになります。

デートやきれいめコーデにもよく合い、短時間でさっと仕上げられるのも魅力のひとつ。忙しい朝でも取り入れやすいアレンジです。

⑧ 華やか見えする5つ編みアレンジ

立体感のある5つ編みは、バケットハットや個性的な帽子スタイルに合わせると一気に華やかな印象になります。難しそうに見えますが、5束に分けてそれぞれ交互に編んでいくだけです。アレンジスティック(毛束を通すためのピン状のヘアツール)を使えばセルフでも挑戦しやすいスタイルです。

編んだあとに毛束を少しずつ引き出して立体感を出すと、より今っぽい仕上がりに。ガーリーなファッションはもちろん、シンプルなコーデのアクセントとしても活躍します。

5つ編みに慣れてきたら、途中で毛束を足しながら進める「フィッシュボーン風アレンジ」に発展させるのもおすすめです。より複雑な印象になり、こなれ感がさらにアップします。

ぺたんこ髪を防ぐ!帽子をかぶる前のひと手間

ヘアアレンジと合わせて取り入れたいのが、帽子をかぶる前のスタイリングケアです。長時間帽子をかぶると髪が蒸れてぺたんこになりやすいため、事前の準備が仕上がりに大きく影響します。

根元を立ち上げてからまとめる

アレンジ前に根元を立ち上げるようにブローするだけで、帽子を脱いだあとのボリュームダウンを抑えやすくなります。ドライヤーを下から当てながら手ぐしで持ち上げるように乾かすのがコツです。

根元がふんわり立ち上がった状態でアレンジをまとめると、帽子をかぶっている間もつぶれにくく、脱いだあとのシルエットが整いやすくなります。時間があるときはスタイリングの最初のステップとして取り入れてみてください。

スタイリング剤の種類と使い方

ハードワックスやヘアバームを毛先を中心に少量なじませてからアレンジすることで、まとまりが出るとともに崩れにくくなります。仕上げにヘアスプレーをかけると、帽子の中でも型くずれしにくくなります。

スプレーは顔から30cm程度離して全体に軽くかけるのが目安です。近くからかけすぎると固まりすぎてしまうため、ふんわり感を残しながらキープしたい場合は距離感を意識してみてください。

なお、スタイリング剤は髪質や求める仕上がりによって相性が異なります。細毛・軟毛の方は軽めのテクスチャーのものを選ぶと重くなりすぎず、ふんわりとした印象をキープしやすいとされています。

三つ編み・編み込み系が崩れにくい理由

編み込みや三つ編みは、帽子の中でも形が保たれやすいアレンジです。髪同士が絡み合う構造上、帽子の圧力で動きにくいため、長時間のお出かけや夏のフェス・アウトドアシーンに特におすすめとされています。

帽子を脱いだあともアレンジがほどけにくく、再セットの手間も少ないのが嬉しいポイントです。初めて帽子ヘアに挑戦する方は、まず編み込み系のアレンジから試してみると安心です。

まとめ

帽子に似合うヘアアレンジは、かぶっている間のスタイルだけでなく、脱いだあとの可愛さまでトータルで考えることが大切です。基本は「低めの位置でまとめる」「おくれ毛で抜け感を出す」「スタイリング剤でキープする」の3ルール。

キャップにはゆる三つ編みや編みおろし、ハットには低めお団子やくるりんぱ、ベレー帽にはローポニーと、帽子の種類に合わせてアレンジを変えるだけで垢抜け感がぐっとアップします。

ふだんあまりアレンジをしない方も、帽子をかぶる日をきっかけにぜひ試してみてください。シンプルな帽子も、ヘアアレンジ次第で印象は大きく変わります。今回ご紹介した8スタイルの中から、まず一つお気に入りを見つけて、次のお出かけで取り入れてみてください。

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著者

MIKA

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美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。