寒い季節になると、コンビニや家庭でついつい食べたくなるおでん。実は、おでんはダイエット中の食事としても非常に優秀な料理なんです。ただし「どの具材を選ぶか」によって、ヘルシーな食事にもカロリーオーバーの食事にもなってしまうのがおでんの特徴。この記事では、ダイエット中でもおでんを賢く楽しむための具材選びのポイント、食べ方のコツ、そして注意したい具材まで、美容と健康の両面からわかりやすく解説します。
目次
おでんがダイエットに向いている3つの理由
「おでんってカロリーが気になる…」と敬遠していた方、実はおでんはダイエット中の食事として取り入れやすい優秀メニューのひとつです。その理由を3つに分けてご紹介します。
① 食物繊維が豊富で腸内環境をサポートしやすい
おでんに使われる大根・こんにゃく・ごぼう天などには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整える働きが期待できます。腸内環境が整うと便秘の解消や代謝の改善にもつながりやすいとされており、ダイエット中の食事に取り入れるのはとても理にかなっているといえます。また、こんにゃくに含まれる「グルコマンナン」という水溶性食物繊維は、胃の中で水分を吸収して膨らむ性質があり、少量でも満腹感を得やすい点も魅力です。
② 体を温めて代謝をサポートする
アツアツのおでんを食べることで、体の芯からポカポカと温まれるのも大きなポイントです。体温が上がると血行が促進され、基礎代謝のアップが期待できます。ダイエット中に体が冷えていると脂肪が燃えにくくなるとされているため、冷え性に悩む女性にとっても、温かいおでんは心強い味方になってくれます。特に手先・足先の冷えが気になる秋冬のシーズンには、毎日の食事にうまく組み込んでみてください。
③ 水分が多く、少量でも満足感を得やすい
おでんの具材はどれも水分を多く含んでおり、比較的少量でも満腹感を感じやすいという特徴があります。噛み応えのある具材も多く、ゆっくり食べることで脳の満腹中枢が刺激されやすくなるため、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。カロリーが低めの具材を中心に選べば、罪悪感なくお腹を満たせる食事になりますよ。
積極的に選びたい!低カロリーなおでんの具材一覧
ダイエット中のおでん選びで最も重要なのが「具材の選択」です。おでんの具材は種類が豊富なので、カロリーが低いものを中心に選ぶことで、全体のカロリーを効果的に抑えられます。以下に、特におすすめの低カロリー具材をまとめました。
◆ 昆布巻き(約20〜30kcal/1本)
おでんの具材の中でも群を抜いて低カロリーなのが昆布巻きです。昆布にはヨウ素(ヨード)・フコイダン・アルギン酸などの栄養素が含まれており、甲状腺ホルモンの材料となるヨウ素は代謝機能のサポートに関係しているとされています。カロリーが低くて満足感もあるため、ダイエット中には積極的に取り入れたい具材です。
◆ こんにゃく・糸こんにゃく(約5〜10kcal/1個)
こんにゃくはほぼカロリーがゼロに近く、ダイエット食材の代名詞ともいえる存在。食物繊維が豊富なため、食後の血糖値の急上昇を緩やかにする働きも期待できます。糸こんにゃく(しらたき)もほぼ同様の栄養価で、スープをよく吸ってうま味たっぷりに仕上がるため食べ応えもあります。
◆ 大根(約20〜25kcal/1切れ)
おでんの定番具材である大根は低カロリーで、消化をサポートする「ジアスターゼ(アミラーゼ)」という酵素が含まれています。ただしおでんに使う大根は加熱によって酵素の一部が失われるため、あくまでも「食物繊維と低カロリーを意識した食材」として取り入れるのが正解です。出汁をたっぷり含んだ大根はそれだけで満足感があり、ダイエット中でも食事を楽しめる具材のひとつです。
◆ たまご(約70〜80kcal/1個)
おでんのゆで卵はやや高めに感じるかもしれませんが、良質なたんぱく質を手軽に摂れる優秀な具材です。たんぱく質は筋肉の材料になるだけでなく、消化に時間がかかるため腹持ちが良い栄養素。ダイエット中は特に意識してたんぱく質を摂ることが大切なので、1日1個を目安に取り入れてみてください。
◆ はんぺん(約50〜60kcal/1枚)
魚のすり身を使ったはんぺんは高たんぱく・低脂肪で、ふんわりした食感で食べやすい具材です。他のおでんだねと比較してもカロリーが低めで、たんぱく質もしっかり摂れるため、ダイエット中にバランスよく食べたい方に向いています。
カロリーが高め!食べ過ぎに注意したいおでんの具材
ヘルシーなイメージのあるおでんでも、具材によってはカロリーが高くなるものがあります。「太りたくないけど食べたい!」という場合は、以下の具材を1食で1品までに抑えるようにすると、カロリーオーバーを防ぎやすくなります。
◆ ちくわぶ(約100〜130kcal/1本)
ちくわぶは小麦粉を主原料とした関東のおでん特有の具材。炭水化物を多く含むため、食べ過ぎると糖質の摂り過ぎにつながりやすい食材です。もちもちとした食感でおいしいですが、ダイエット中は1本を半分にする・食べる頻度を落とすなどの工夫が必要です。
◆ 餅巾着(約120〜150kcal/1個)
油揚げの中にお餅が入った餅巾着は、炭水化物と脂質が合わさった高カロリーな具材です。食べ過ぎると一気にカロリーオーバーになりやすいため、特に夜食や食事置き換えとして食べる場合は1個に留めておくのが安心です。
◆ がんもどき(約100〜140kcal/1個)
豆腐を原料としているがんもどきは、たんぱく質やカルシウムも含む栄養価の高い食材ですが、油で揚げられているためカロリーは高めです。栄養素は豊富なので「食べてはいけない具材」ではなく、「1日1個まで」と量を意識して食べるようにすると良いでしょう。
これらの高カロリー具材も、全体のカロリーバランスを意識しながら1〜2品程度楽しむ分には問題ありません。我慢しすぎてストレスを溜めるよりも、好きなものを少しだけプラスする方がダイエットを長続きさせるコツになりますよ。
痩せる食べ方のコツ5選|ダイエット中のおでんを賢く活用しよう
おでんをダイエットに活かすためには、食べ方にも少しだけ工夫が必要です。具材選びと組み合わせて実践することで、よりスムーズに体重管理ができるようになります。
① 1食をおでんに置き換える
朝食・昼食・夕食のいずれか1食をおでんに置き換えるのがおすすめです。1食で食べる具材の目安は3〜5品程度。物足りない場合は、小さめのおにぎり1個をプラスしてもOKです。炭水化物を完全に排除してしまうと代謝が落ちやすくなるとされているため、少量の炭水化物は取り入れながら全体のカロリーを調整するのが賢い方法です。
② 食べる順番に気をつける
おでんを食べる際も「食べる順番」を意識しましょう。最初に食物繊維が豊富な大根やこんにゃくを食べ、その後にたんぱく質(たまご・はんぺんなど)、最後に炭水化物系(ちくわぶや餅巾着)の順で食べると、血糖値の急上昇を抑えやすくなります。これは「ベジファースト」の応用で、食後の血糖値スパイクを防ぐ食べ方として注目されています。
③ 味をアレンジして飽きを防ぐ
同じ味のおでんを毎日続けると飽きてしまいがちです。カレー粉を少量加えた「カレーおでん」や、豆乳を加えた「豆乳おでん」にアレンジするのもおすすめ。スパイスを使うと体が温まりやすくなり、代謝サポートも期待できます。飽きずに続けられることが、ダイエット成功のカギになります。
④ 出汁のうま味を活かし、調味料を加えすぎない
おでんはそれ自体にしっかりとした出汁の風味があるため、からしや味噌を大量につける必要はありません。からしは少量であれば辛味成分が血行促進に働くとされていますが、塩分が多い調味料の摂り過ぎはむくみの原因にもなるため、量に注意しながら使うようにしましょう。
⑤ コンビニおでんを活用するときの注意点
コンビニおでんは手軽でダイエット中のランチや夕食にも取り入れやすいですが、具材の選択肢が限られていることも。ロールキャベツや大根・こんにゃく・ゆで卵などの定番低カロリー具材を選ぶのが基本です。また、スープ(汁)は塩分が多いため、飲み干さずに残すか、少量だけ楽しむようにすると塩分過多を防げます。
まとめ
おでんは具材を賢く選ぶことで、ダイエット中の食事にも十分取り入れられる優秀なメニューです。低カロリーの昆布・こんにゃく・大根・はんぺんを中心に選び、カロリーが高めのちくわぶや餅巾着は1品だけ楽しむ、という「メリハリのある食べ方」がポイント。体を温めながら食物繊維とたんぱく質をしっかり補えるおでんは、特に寒い季節のダイエットの味方になってくれます。食べ方の工夫や具材の選択を少し意識するだけで、無理なく続けられる食事管理につながりますよ。「食べながら痩せる」を目指す方は、ぜひ今日のご飯からおでんを取り入れてみてくださいね。
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2026.06.09
著者
MIKA
美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。
