「マツエクをしたいけど、サロンの予約が取れない」「毎月の費用がかさんでつらい…」そんなお悩みを抱えている方に、ぜひ知っていただきたいのがセルフマツエクです。専用キットさえあれば自宅でいつでも施術でき、サロン通いと比べてコストをぐっと抑えられるのが最大の魅力。最初は少し練習が必要ですが、コツをつかめばつけまつ毛よりも簡単と感じる方も多いんですよ。この記事では、セルフマツエクの基本的なやり方から必要なアイテム、長持ちさせるポイント、気をつけたい注意点まで、初心者の方にも分かりやすく丁寧にご紹介します。
目次
セルフマツエクが人気を集める理由|サロンとのコスト・利便性の違い
近年、セルフマツエクに挑戦する方がじわじわと増えています。その背景には、サロン施術にかかる費用と手間への問題意識があります。
マツエクサロンでの施術は、オフ込みのメンテナンスを含めると1回あたり5,000〜10,000円程度かかることも珍しくありません。さらに、マツエクは付けてから2〜4週間ほどで自まつ毛の成長とともに少しずつ取れてきてしまうため、美しい状態をキープするためには月に1〜2回はサロンへ足を運ぶ必要があります。年間で換算すると、マツエクにかける費用はかなりの金額になることも。
加えて、人気のサロンは予約が取りにくかったり、仕事やライフスタイルの変化で通う時間を確保しにくいという声も少なくありません。
一方、セルフマツエクは専用キットを一度購入すれば、数回〜十数回分の施術が可能です。キットの価格は内容によって異なりますが、2,000〜5,000円程度のものが多く、1回あたりのコストに換算すると非常にリーズナブル。しかも自宅でできるため、空き時間にサッと施術できるのが大きなメリットです。
「サロンに行きたいけど時間もお金も余裕がない」という方にとって、セルフマツエクはライフスタイルに合わせた現実的な選択肢のひとつ。慣れてしまえばルーティンの一部として取り入れやすく、続けている方からは「もっと早く始めれば良かった!」という声もよく聞かれます。
まずは自分のペースで無理なく始めてみることが、セルフマツエクを楽しむ第一歩です。
セルフマツエクに必要なキットと選び方のポイント
セルフマツエクを始めるにあたって、まず揃えるべきアイテムを確認しておきましょう。通販サイトやコスメショップでは、必要なアイテムがひとまとめになったセルフマツエク専用キットが多数販売されています。
キットに含まれる主なアイテム
- まつげエクステ(ラッシュ): カールの種類(Jカール・Cカール・Dカールなど)や長さ(10〜14mmなど)が選べます。ナチュラルに仕上げたい方にはJカール・Cカール、華やかな目元にしたい方にはDカールやMixカールがおすすめです。
- グルー(接着剤): まつ毛エクステを自まつ毛に接着するための専用接着剤。速乾タイプや低刺激タイプなどさまざまな種類があります。
- ツイーザー(ピンセット): エクステを掴んで装着するための専用ピンセット。先端が細く、コントロールしやすいものを選ぶと作業がしやすくなります。
- サージカルテープ: 施術中に下まつ毛を押さえておくために使用します。
- リムーバー: マツエクを取り外す際に使用する専用の除去剤。肌への刺激が少ないタイプを選ぶと安心です。
- グルー用トレー(パレット): グルーを少量取り出して使うための小皿。
キット選びのポイント
初心者の方には、説明書やマニュアルが充実したキットを選ぶのがおすすめです。中には分かりやすいイラスト付き説明書や動画QRコードが同封されているものもあり、はじめての方でも手順を確認しながら進めやすい内容になっています。
また、まつ毛エクステのカラーも黒(ブラック)以外に、ダークブラウンやカラーが展開されているキットもあります。肌なじみのよいブラウン系は自然な仕上がりになるため、ナチュラル志向の方にも人気です。
最初はオーソドックスなベーシックキットからスタートして、慣れてきたら自分好みのスタイルにカスタマイズしていくのが失敗しにくいアプローチです。
セルフマツエクの基本的なやり方|ステップごとに丁寧に解説
セルフマツエクの施術は、丁寧に手順を踏むことで仕上がりの持ちや安全性が変わってきます。初心者の方は特に、焦らずゆっくりと進めることを意識してみてください。
STEP 1|目元のメイクを落として油分を除去する
グルーは油分があると接着力が大幅に低下します。まず、ポイントメイクリムーバーでアイメイクをしっかり落とし、油取り紙や化粧水コットンで目元の油分を取り除きましょう。洗顔後はスキンケアアイテムが目元についていないか確認しておくと安心です。
STEP 2|サージカルテープで下まつ毛を固定する
施術中に上まつ毛と下まつ毛がくっついてしまわないよう、サージカルテープで下まつ毛を軽く押さえてから作業を始めます。テープは肌に優しいタイプを選び、目の際には貼らないように注意しましょう。
STEP 3|グルーをトレーに出す
グルーはトレー(パレット)に1滴だけ出します。グルーは空気に触れると硬化が進むため、少量ずつ使い切るのが基本です。出しすぎてしまうと途中で固まってしまうため、少量をこまめに補充するようにしましょう。
STEP 4|ツイーザーでエクステを掴み、グルーをつけて装着する
ツイーザーを使い、エクステを根元から1/4ほどの位置でそっと掴みます。エクステの根元部分(1〜2mm程度)にグルーをごく薄くつけ、自まつ毛の根元に密着させるように装着します。このとき、自まつ毛の根元0.5mm〜1mm程度を空けてつけると、目への刺激を減らすことができます。
位置を決めたらそのまま数秒静止し、グルーが落ち着くのを待ちましょう。
STEP 5|両目に装着したらドライヤーの冷風で乾かす
両目の施術が完了したら、ドライヤーの冷風を遠めから数秒当てて乾燥を促します。グルーが完全に硬化するまでには24時間程度かかる場合があります。その間は、水に濡れるのを避けるため洗顔や入浴は控えるようにしましょう。
仕上がりをよくする!初心者向けのコツとタイプ別エクステの選び方
セルフマツエクに慣れてくると、自分なりのやりやすい手順やスタイルが定まってきます。ここでは、初心者の方が特に知っておくと役立つコツと、エクステのタイプ別の特徴をご紹介します。
初心者には「フレアタイプ(束タイプ)」がおすすめ
マツエクには大きく分けて、1本ずつ付けるシングルタイプと、数本がひとまとまりになったフレアタイプ(束タイプ)があります。
シングルタイプはよりナチュラルに仕上がりますが、1本1本を丁寧に装着する必要があるため時間と技術が必要です。一方のフレアタイプは、束になっているためツイーザーで掴みやすく、初心者でも扱いやすいのが特徴。一度に広い範囲に付けられるため、施術時間も短く済みます。
バサバサとしたボリュームのある目元を目指したい方にも、フレアタイプはぴったりです。まずはフレアタイプで練習を重ねてから、慣れてきたらシングルタイプにチャレンジするのがおすすめの流れです。
マツエクを長持ちさせるためのケア習慣
せっかく付けたマツエクを少しでも長持ちさせるためには、日々のケアが大切です。
- まつ毛をできるだけ触らない: 無意識に目元を触る習慣があると、エクステが早く取れてしまいます。
- 入浴後は乾かしてからケアする: お風呂上がりはまつ毛が水分を含んでいます。ドライヤーの冷風で軽く乾かしてから、まつ毛美容液でケアすると持ちがよくなるとされています。
- 洗顔時は目元をこすらない: 泡で優しく洗い、すすぎも丁寧に行いましょう。
- 油分の多いコスメの使用を控える: オイルクレンジングやリッチなアイクリームはグルーを溶かしやすいため、エクステ装着中は使用を控えるか慎重に使いましょう。
こうした小さな心がけの積み重ねが、マツエクの持続期間を延ばすことにつながります。
セルフマツエクをする前に必ず確認したい注意点とリスク
セルフマツエクは上手く活用すれば便利なアイテムですが、目元という繊細な部位への施術であるため、安全に行うための注意点をしっかり把握しておくことが大切です。
グルーが目に入るリスクに注意
施術中に最も気をつけたいのが、グルーが眼球に入ってしまうリスクです。グルーには接着成分が含まれており、目に入ると強い刺激や炎症を引き起こす可能性があります。施術中は必ず目を閉じた状態でゆっくりと作業を行い、グルーのつけすぎには注意しましょう。
片目ずつ施術する際に、目を完全に閉じてから作業するのが安全です。焦って作業すると事故につながりやすいため、時間に余裕のあるときに施術することをおすすめします。
ツイーザーで目を傷つけないように
先端が細いツイーザーは扱いを誤ると、目の粘膜や眼球を傷つけてしまうことも。特に集中力が切れてきた時間帯は事故が起きやすいため、疲れを感じたら無理せず休憩を挟みましょう。
アレルギー反応に注意する
グルーに含まれる成分(シアノアクリレートなど)はアレルギーを引き起こす可能性があります。はじめて使用する際は、腕の内側などでパッチテストを行ってから施術するのが理想的です。
施術後に目元にかゆみ、赤み、腫れなどの異変を感じた場合は、すぐに使用を中止してください。症状が続く場合や悪化する場合は、専門の医療機関への相談をおすすめします。
施術環境を整えることも大切
手元が見えやすいよう、明るい照明の下で施術することが基本です。拡大鏡付きのミラーを使うと細かい作業がしやすくなります。また、手はしっかり洗った状態で作業を始め、清潔な環境を保つことも忘れずに。
まとめ
セルフマツエクは、サロンへのアクセスが難しいときや費用を抑えたいときに非常に心強い選択肢です。最初は慣れない作業に戸惑うこともあるかもしれませんが、手順をしっかり理解し、安全に気をつけながら繰り返すことで、徐々に上手くなっていきます。フレアタイプのエクステからスタートするのが初心者には特におすすめです。目元は繊細な部位だからこそ、グルーの取り扱いやアレルギーへの配慮を怠らないことが大切。自分のペースで少しずつ練習を重ねながら、自宅でぱっちり目元を楽しんでみてください。コツさえつかめば、毎日のメイク時間を短縮しながら理想の目元を手に入れられますよ。
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2026.06.20
著者
MIKA
美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。
