トーンダウンとは?髪色を暗くする仕組みや色落ち・ダメージへの影響を解説

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監修者:YOSHIE

美容師として10年以上の経験を持ち、カット、カラー、パーマなど幅広い施術を担当。髪質や骨格に合わせたスタイル提案を得意とし、多くの顧客のヘアデザインをサポートしてきた。現在は美容関連メディアの監修者として、ヘアケアやヘアスタイルに関する専門情報の監修を行っている。

明るく染めた髪をそろそろ落ち着かせたい、就職活動が始まる、季節の変わり目だから雰囲気を変えたい——そんなタイミングで耳にすることが多い「トーンダウン」。でも、具体的に何をする施術なのか、パッとイメージしにくいという方も多いのではないでしょうか。この記事では、トーンダウンの基本的な意味から仕組み、メリット、注意点まで、初めての方にもわかりやすくご紹介します。

トーンダウン(とーんだうん)とは

トーンダウンとは、現在の髪色よりも暗いトーン(明度(めいど)=髪の明るさの度合い)に染めるヘアカラーの技術のことです。

ヘアカラーには髪色の明るさを段階で表す「レベルスケール」という基準があり、数字が大きいほど明るく、小さいほど暗い色を指します。トーンダウンとは、このレベルを現在よりも下げる方向に染めること。たとえば、明るいハイトーンのカラーから、落ち着いたアッシュブラウンやダークチョコレートカラーに変えるイメージです。「暗染め(くらぞめ)」と呼ばれることもあります。

詳しい説明

トーンダウンは、暗めの色素(しきそ)を髪の内部に補充することで、髪全体の明度を下げる施術です。ブリーチ(脱色)とは逆のアプローチで、髪を脱色するのではなく「色を足す」ことで暗く見せます。

施術が行われる代表的なシーンは次のとおりです。

  • ブリーチ後のハイダメージ毛(もう)を落ち着かせたいとき
  • 就職活動や職場のルールに合わせて暗くしたいとき
  • 季節の変わり目に雰囲気をリセットしたいとき
  • 明るいカラーが退色(たいしょく)してパサつきが目立ってきたとき

使用するカラー剤はアルカリカラー(通常の白髪染めやファッションカラーに使われるもの)のほか、酸性カラー(さんせいからー)やカラートリートメントが選ばれる場合もあります。髪のダメージ状態や仕上がりの好みによって、美容師が最適な薬剤を提案してくれるので、カウンセリング時に髪の状態や希望をしっかり伝えることが大切です。

効果・メリット

トーンダウンには、見た目と髪のコンディション両面でうれしいメリットがあります。

ツヤ感・深みのある髪色に整えやすい
暗い色素が入ることで光の反射が均一になり、ツヤっとした印象の髪色に仕上がりやすくなります。ブリーチなどでできた透け感や、パサついた質感も目立ちにくくなる効果が期待できます。

ブリーチに比べてダメージが少ない
髪を脱色するブリーチと異なり、色素を足すトーンダウンは髪へのダメージが比較的少なく、傷んだ髪にも施術しやすいとされています。ダメージが気になる方にとっても取り入れやすい選択肢のひとつです。

幅広いシーンに対応しやすい
オフィスやフォーマルなシーンにも馴染みやすい落ち着いた髪色になるため、ライフスタイルの変化にも対応しやすい施術です。

注意点・ポイント

トーンダウンを行う際にはいくつか知っておきたいポイントがあります。

一度入れた色素は簡単には戻せない
トーンダウンで入れた色素は、時間が経っても元の明るさに自然に戻るわけではありません。再び明るくしたい場合はブリーチが必要になることもあり、その分ダメージが生じやすくなります。将来的に明るいカラーに戻したいと考えている方は、施術前にそのプランも美容師に伝えておくと安心です。

次のカラーに影響が出る場合がある
暗い色素がしっかり入った状態で次回のカラーチェンジをすると、思い通りの色が出にくくなることがあります。特に明るい色や鮮やかな色へのチェンジを検討している方は、将来の施術プランも含めて美容師に相談しておくと安心です。

色落ちの仕方にも注意
使用するカラー剤の種類によって、色落ち後の見え方が異なります。退色したときの色みも確認しながら、自分のライフスタイルに合った仕上がりを選びましょう。

まとめ

トーンダウンは、手軽に落ち着いた髪色を手に入れられる人気のカラー技術です。メリットが多い一方、次回以降のカラーへの影響もあるため、将来のヘアプランも見据えながらプロと相談して選ぶことが、理想の仕上がりへの近道といえるでしょう。気になる方は、ぜひ担当の美容師さんに詳しく相談してみてください。

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著者

MIKA

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美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。