夜会巻きとは、アップスタイルの際に、行う技法のひとつです。

後ろ髪を半分に左右に分け、その左右を抱き合わせるような形で髪の毛をあげるスタイルです。さらに「すき毛」と呼ばれる少量の人工毛を使用して、抱き合わせる際に間に入れ、ボリュームをコントロールして骨格を補正します。

夜会巻きにはいくつか種類があり、TPOに合わせて行うこともあります。

アップスタイルの最も基礎基本の技術でありながら、左右対称の髪の毛の流れを作らなければならず、難易度は高い技術です。

施術する場面として、水商売や着物を着る方に多い傾向があります。