カットコームとは?美容師が使う専用くしの種類と役割を解説

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監修者:YOSHIE

美容師として10年以上の経験を持ち、カット、カラー、パーマなど幅広い施術を担当。髪質や骨格に合わせたスタイル提案を得意とし、多くの顧客のヘアデザインをサポートしてきた。現在は美容関連メディアの監修者として、ヘアケアやヘアスタイルに関する専門情報の監修を行っている。

カットコーム(かっとこーむ)とは

カットコームとは、美容師がヘアカットの際に使用する専用のくし(コーム)のことです。髪を整えながら均一に分け取り、長さやシルエットを正確にカットしやすくするための重要な美容道具です。

一般的に市販されているくしと見た目は似ていますが、カットコームは歯の細かさや間隔、全体の長さなど、カット作業に特化した設計になっているのが特徴です。素材もカーボンや耐熱性の樹脂など、プロの現場で使いやすいものが多く採用されており、サロンでのヘアカットに欠かせない道具のひとつとなっています。

詳しい説明

カットコームの大きな特徴のひとつが、「細かい歯(細歯/こまば)」と「粗い歯(荒歯/あらば)」が一本のコームに両方配置されているという構造です。この設計により、髪質やカットする部位に応じて使い分けることができます。

細かい歯は、短い髪や細かい調整、前髪カットなどデリケートな作業に向いています。一方、粗い歯はボリュームのある髪や毛流れを整える際に使われることが多く、素早く大まかにとかしたいときにも活躍します。

コームの長さについても、全体的なカットに使うロングタイプや、前髪・細かい部分の調整に使うショートタイプなど、用途によってさまざまな種類があります。美容師はこれらを施術内容に合わせて使い分けており、シザー(ハサミ)と組み合わせることで、ラインの美しさや毛量のバランスをきめ細かくコントロールすることができます。

効果・メリット

カットコームを正しく使うことで期待できるメリットは、仕上がりの精度とスタイルの再現性の高さです。

髪をコームでしっかりと持ち上げ・分け取りながらカットすることで、長さのムラが出にくくなり、左右対称のきれいなラインが生まれやすくなるとされています。また、毛流れを整えながらカットすることで、乾かしたあとの髪のまとまりやシルエットの美しさにもつながることが期待できます。

さらに、細かい歯で丁寧にとかすことで絡まりや引っかかりを防ぎながらカットが進められるため、施術中の摩擦による負担を軽減する効果も期待できます。プロの手元でカットコームが活用されることで、スタイルの完成度がぐっと高まるといわれています。

注意点・ポイント

カットコームは自宅でのセルフカットや前髪のカットに使用することも可能ですが、いくつかのポイントに注意が必要です。

まず、コームのサイズや歯の間隔が用途に合っていないと、うまく髪を分け取れなかったり仕上がりにムラが出やすくなったりします。前髪のセルフカットであれば細歯のコーム、全体をととのえるのであれば荒歯のコームというように、目的に合わせて選ぶことが大切です。

また、素材の選び方も重要なポイント。静電気が発生しやすいプラスチック製よりも、カーボン素材や帯電防止加工が施されたものの方が、髪が広がりにくく扱いやすいといわれています。セルフカットに挑戦する際は、プロ用のカットコームをひとつ手元に用意しておくと、仕上がりの違いを実感できるかもしれません。ただし、デザインカットや複雑なスタイルはプロの美容師に相談するのが安心です。

まとめ

カットコームは、美容師がヘアカットの精度を高めるために欠かせない専用道具です。細歯・荒歯の使い分けや素材の特徴を知っておくと、サロンでの施術への理解もより深まります。自分にぴったりのカットスタイルについては、ぜひサロンで相談してみてください。

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著者

MIKA

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美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。