ダブルカラーとは?透明感カラーを叶える2段階染めの魅力と注意点

YOSHIE写真

監修者:YOSHIE

美容師として10年以上の経験を持ち、カット、カラー、パーマなど幅広い施術を担当。髪質や骨格に合わせたスタイル提案を得意とし、多くの顧客のヘアデザインをサポートしてきた。現在は美容関連メディアの監修者として、ヘアケアやヘアスタイルに関する専門情報の監修を行っている。

「アッシュやグレージュにしたいけど、なかなか思い通りの色にならない…」そんな経験はありませんか?実は、理想の透明感カラーを手に入れるカギはダブルカラーにあるかもしれません。最近のヘアサロンでも人気が高く、外国人風のおしゃれなカラーを楽しめると話題の施術です。今回は、ダブルカラーの基本的な意味から施術内容、メリット、気をつけたいポイントまで、初めての方にもわかりやすく解説します。

ダブルカラー(だぶるからー)とは

ダブルカラーとは、その名の通り2段階の工程を経て髪を染めるヘアカラー技術のことです。一般的には、最初のステップとしてブリーチ(脱色)を使って髪のもともとの色素を抜き、ベースとなる明るさを作ります。そのうえで、希望のカラー剤を重ねて発色させるのが基本的な流れです。

通常の1回だけ染める「ワンカラー」と異なり、ベースをしっかり整えてからカラーをのせるため、発色のクオリティや色の深みが変わりやすいのが大きな特徴です。日本人の髪は黒や茶系のメラニン色素が多く含まれているため、そのまま染めるだけでは淡い色や寒色系のカラーが出にくいことがあります。ダブルカラーは、そのような悩みを解決してくれる施術として多くの女性から支持されています。

詳しい説明

ダブルカラーの施術は、大きく分けて①ブリーチ工程 ②カラー工程の2ステップで構成されています。

第1ステップ「ブリーチ」では、髪に含まれるメラニン色素を薬剤によって脱色します。どれくらい明るくするかによって、仕上がりのカラーの透明感や鮮やかさが左右されます。ブリーチの度合いは髪質や毛の状態によっても異なるため、担当の美容師がカウンセリングを通じて最適なレベルを判断してくれます。

第2ステップ「カラー」では、脱色したベースに希望のカラーを重ねます。ベースが整っているため、アッシュ・グレージュ・ミルクティーカラー・ラベンダー・ビビッドカラーなど、バリエーション豊富な色味を表現しやすくなります。外国人風のくすみカラーや透け感のある淡い色味は、ダブルカラーならではの得意分野といえるでしょう。

また、ブリーチを使わずに「明るめのカラー剤+希望カラー」という形でダブルカラーを行うケースもあります。髪へのダメージを抑えながら色味の変化を楽しみたい方にとっても、選択肢のひとつになりえます。

効果・メリット

ダブルカラーの大きなメリットは、ワンカラーでは再現しにくい色味や透明感を表現できる点です。特にアッシュ系やグレージュなどの寒色系カラーは、ブリーチでベースを明るくすることで本来の色味が引き立つと考えられています。

また、ビビッドなピンクやブルー、パープルなどのはっきりとした発色も、ダブルカラーならより鮮やかに表現しやすくなります。個性的なデザインカラーに挑戦したい方にも向いている施術です。

さらに、カラーのバリエーションが広がることで、季節やトレンドに合わせたヘアスタイルの幅も大きく広がります。「なりたいイメージはあるけど、いつも思い通りにならない」という方が、ダブルカラーによってはじめて理想の色に近づけた、というケースも少なくありません。

注意点・ポイント

ダブルカラーはメリットが多い一方で、髪への負担が大きくなりやすい点には注意が必要です。特にブリーチを使用する場合、髪の内部のたんぱく質や水分が失われやすくなり、パサつきや切れ毛のリスクが高まる可能性があります。

また、ブリーチを含むカラーは色落ちが比較的早い傾向があります。色持ちをよくするためには、カラーシャンプー(ムラサキシャンプーやシルバーシャンプーなど)の活用や、保湿効果の高いトリートメントでのアフターケアを習慣にすることが大切です。

さらに、髪の履歴(過去のカラーやパーマの状態)によって、仕上がりや施術の可否が異なることがあります。ハイダメージ毛の場合はブリーチが難しいケースもあるため、施術前に美容師とのカウンセリングをしっかり行うことがポイントです。「どんな色にしたいか」「今の髪の状態はどうか」を正直に伝えることで、自分に合ったプランを提案してもらいやすくなりますよ。

まとめ

ダブルカラーは、透明感や高発色な色味を楽しみたい方に人気のヘアカラー技術です。理想のカラーを叶えやすい反面、髪へのケアもセットで考えることが大切。気になる方は、ぜひサロンでカウンセリングを受けてみてください。

カテゴリー

著者

MIKA

MIKAカバー写真
MIKA写真

美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。