髪をカットするときに初めに決めるヘアスタイルの輪郭のことをアウトラインと呼びます。
またできあがった髪型の輪郭やシルエットの周りのことをアウトラインと呼ぶこともあります。アウトラインのアウト(out)は外、ライン(line)は線のことですので“ヘアスタイルの下側や外側を結んだ線”のこととなります。
これに対し髪の厚みの重なった部分のラインは“プロファイルライン”と呼ばれます。美容業界ではカットした後の輪郭のことを“カットヘムライン”、セットやパーマの後の輪郭のことを“セットヘムライン”と呼ぶことがあります。
ヘムとは襟の折り返しのことで“ヘムライン”というのは髪の生え際を結んだの線のことからきています。ヘアスタイルを決める時のアウトラインには卵形・丸形・四角形・三角形・ひし形などがあり、どんな髪型にするかによって変わってきます。
また顔の形により似合うアウトラインも違います。担当の美容師さんとよく話し合い、自分にぴったりなアウトラインのアドバイスをもらうことが似合うヘアスタイルにするための第一歩です。決まった髪型があるときは「アウトラインは重めに」などと注文することで、思い描いたヘアスタイルをわかりやすく伝えることができます。
2018.09.11