ウェービングカラーとは?細かいメッシュで叶えるナチュラルな立体感を解説

YOSHIE写真

監修者:YOSHIE

美容師として10年以上の経験を持ち、カット、カラー、パーマなど幅広い施術を担当。髪質や骨格に合わせたスタイル提案を得意とし、多くの顧客のヘアデザインをサポートしてきた。現在は美容関連メディアの監修者として、ヘアケアやヘアスタイルに関する専門情報の監修を行っている。

美容院でなんとなく「メッシュ」や「グラデーション」というワードは聞いたことがあっても、ウェービングカラーという名前はあまり耳慣れない方も多いのではないでしょうか。実はこの技法、「ナチュラルなのにどこかおしゃれ」「プリン(根元の色浮き)が気になりにくい」と、ヘアカラー好きの間でじわじわ人気を集めているんです。今回はウェービングカラーの基本から施術の特徴、気をつけたいポイントまで、初めて聞いた方にもわかりやすく解説します。

ウェービングカラー(うぇーびんぐからー)とは

ウェービングカラーとは、専用のウェービングコーム(くし)やフォイル(アルミホイル)を使い、髪を細かくジグザグにすくい取りながらカラー剤を塗布する染色技法のことです。

「ウェービング(weaving)」には「織る・編む」という意味があり、まるで糸を布に織り込むようにカラーを入れることからこの名前がつきました。均一に色を塗るのではなく、髪を交互に取り分けながら細いメッシュ状に染めていくのが最大の特徴。仕上がりは一目見ただけでは「カラーした」と気づかれにくい、自然な色のグラデーションが生まれます。

詳しい説明

施術では、カラーリストがウェービングコームと呼ばれる特殊なくしを使い、髪をランダムかつ細かくジグザグにすくい取っていきます。すくい取った束にのみカラー剤を塗布するため、塗られた部分と塗られていない部分が交互に生まれ、意図的な「色ムラ」が作り出されます。

この「色ムラ」こそがウェービングカラーの醍醐味。均一に染めると人工的な印象になりがちですが、ランダムなムラが入ることで光の当たり方によって異なる色みが見え、まるで太陽の光を浴びて自然に色が変わったようなニュアンスを演出できます。

また、ハイライト(明るい色)だけでなくローライト(暗い色)を組み合わせることも可能で、立体感の強弱を幅広く調整できるのも特徴のひとつ。ホワイトベージュからブルーアッシュまで、さまざまなカラーと組み合わせて楽しめます。

効果・メリット

ウェービングカラーの代表的な魅力をまとめると、主に以下の3点が挙げられます。

① 自然な立体感・抜け感が生まれる
細く不規則な色が混在することで、髪全体に奥行きが生まれ、”こなれた外国人風”の雰囲気を演出しやすくなります。

② 根元が伸びてきても目立ちにくい
カラーが一面に入っていないため、根元との境界線がくっきり出にくく、プリンが気になりはじめる時期を遅らせやすいのが嬉しいポイントです。

③ カラーサイクルを長く保ちやすい
全体カラーと比べてメンテナンスの頻度を抑えながらきれいな状態をキープしやすいため、忙しくてなかなかサロンに行けない方にも向いている技法です。

注意点・ポイント

ウェービングカラーは仕上がりのイメージが広い分、カラーリストの技術やコームの使い方によって、色の入り方・立体感の強弱が変わってきます。「思っていたより色が目立った」「逆にナチュラルすぎた」というミスマッチを防ぐためにも、施術前のカウンセリングをしっかり行うことが大切です。

具体的には、ビフォーアフターの写真を複数持参し「どのくらい細くメッシュを入れたいか」「明るさはどの程度か」「どんな雰囲気に仕上げたいか」を言葉だけでなくビジュアルで共有しましょう。

また、ブリーチを使用する場合は毛髪へのダメージが生じる可能性があるため、現在の髪の状態をカラーリストに正直に伝え、ダメージケアについても一緒に相談しておくと安心です。

まとめ

ウェービングカラーは、ナチュラルな抜け感と低メンテナンス性を両立しやすい、カラー初心者から上級者まで幅広く楽しめる技法です。理想の仕上がりに近づくためには、担当スタイリストとのイメージ共有が何より大切。気になった方は、ぜひ一度サロンでご相談してみてください。

カテゴリー

著者

MIKA

MIKAカバー写真
MIKA写真

美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。