ボンディング剤とは?ブリーチ・カラー中の髪ダメージを守る仕組みと効果を解説

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監修者:YOSHIE

美容師として10年以上の経験を持ち、カット、カラー、パーマなど幅広い施術を担当。髪質や骨格に合わせたスタイル提案を得意とし、多くの顧客のヘアデザインをサポートしてきた。現在は美容関連メディアの監修者として、ヘアケアやヘアスタイルに関する専門情報の監修を行っている。

ブリーチやカラーをしたいけれど、「髪へのダメージが心配で踏み出せない…」と感じている方は多いのではないでしょうか。そんな悩みに応えるように、近年サロンで注目を集めているのがボンディング剤です。施術中に髪を内側から守るという新しいアプローチで、ヘアカラーの楽しみ方を大きく広げてくれる存在として支持されています。今回は、ボンディング剤の意味や仕組み、期待できる効果までわかりやすくご紹介します。

ボンディング剤(ぼんでぃんぐざい)とは

ボンディング剤とは、ブリーチやカラーなどの薬剤施術中に、髪の内部結合(ボンド)を保護・修復するために使用するケア剤のことです。

髪の毛はタンパク質(たんぱくしつ)でできており、その構造を支える「ジスルフィド結合(じするふぃどけつごう)」と呼ばれる化学的な結びつきが、強度や弾力のカギを握っています。しかし、ブリーチやカラー剤などの薬剤はこの結合を切断する作用をともなうため、施術のたびに髪の内部ダメージが蓄積されやすいとされています。

ボンディング剤はこのダメージの連鎖にアプローチし、施術中に失われやすい内部結合をサポートすることで、髪へのダメージをできるかぎり抑えることを目的としています。

詳しい説明

ボンディング剤の最大の特徴は、施術と同時進行でケアが行えるという点です。

使い方は製品によって異なりますが、主にブリーチ剤やカラー剤に直接混ぜて使用する「ミックスタイプ」と、塗布後の待ち時間などに工程と工程の間に重ねて使う「ステップタイプ」の2種類があります。

ステップタイプの場合、たとえば「ステップ1:薬剤と混ぜて塗布」→「ステップ2:流した後にトリートメントとして再塗布」といったように、複数回に分けて使用することで、切断されたジスルフィド結合などを段階的に補強・修復していくアプローチが期待できます。

代表的な製品としては「オラプレックス(Olaplex)」が世界的に知られており、その登場以降、同様のコンセプトをもつボンディング系製品がさまざまなブランドからリリースされています。これらは単なる「コーティング」ではなく、髪の内側から構造を整えるという考え方に基づいているのが、従来型トリートメントとの大きな違いとされています。

効果・メリット

ボンディング剤を使用した施術では、次のような効果が期待できます。

① 断毛・切れ毛・枝毛のリスクを軽減
薬剤による過度な内部ダメージを抑えることで、施術中・施術後の切れ毛や枝毛が出にくくなることが期待できます。

② 施術後の手触りがなめらかに
内部結合がしっかりサポートされた髪は、ブリーチやカラー後でもきしみが少なく、まとまりやすい質感を感じやすくなるとされています。

③ カラーの繰り返しにも対応しやすく
ダメージを抑えながら施術を重ねられるため、ハイトーンカラーや複数回のブリーチにも髪がついていきやすくなることが期待できます。

ダメージが気になってなかなか試せなかったヘアカラーに、前向きに挑戦しやすくなるのが大きな魅力です。

注意点・ポイント

ボンディング剤を使う際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

セルフ使用はハードルが高め
製品によって薬剤との混合比率や塗布タイミング、放置時間が細かく異なります。誤った使い方をすると効果が十分に発揮されないだけでなく、仕上がりに影響が出る場合もあるため、美容師による正しい判断と技術が欠かせません。

すべてのダメージをゼロにするわけではない
ボンディング剤は髪へのダメージを軽減する心強いサポート剤ですが、施術によるダメージをすべてなくすことはできません。あくまでも「ダメージを抑えながらケアするサポート剤」として捉えておきましょう。

サロン導入の有無を事前に確認
すべてのサロンで取り扱っているわけではないため、予約前にサロンのメニューや使用製品を確認しておくのがスムーズです。

まとめ

ボンディング剤は、ダメージが心配でブリーチやカラーを躊躇っていた方にとって、心強い味方となるケア剤です。内側から髪を整えながら施術を受けられるので、ヘアカラーをもっと前向きに楽しみたい方はぜひサロンでの導入を確認してみてください。気になることがあれば、まずは担当の美容師さんにご相談ください。

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MIKA

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美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。