酸熱トリートメントとは?効果・仕組み・縮毛矯正との違いをわかりやすく解説

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監修者:YOSHIE

美容師として10年以上の経験を持ち、カット、カラー、パーマなど幅広い施術を担当。髪質や骨格に合わせたスタイル提案を得意とし、多くの顧客のヘアデザインをサポートしてきた。現在は美容関連メディアの監修者として、ヘアケアやヘアスタイルに関する専門情報の監修を行っている。

「縮毛矯正(しゅくもうきょうせい)はちょっと怖い…でも、もっとまとまる髪にしたい」そんな悩みを抱えている方に、近年じわじわ注目を集めているのが酸熱トリートメント(さんねつとりーとめんと)です。髪への負担を抑えながら、ツヤとまとまりを叶えてくれるとして、美容サロンでも取り扱いが増えてきました。今回はその意味や仕組み、縮毛矯正との違いまでわかりやすくご紹介します。

酸熱トリートメント(さんねつとりーとめんと)とは

酸熱トリートメントとは、グリオキシル酸(ぐりおきしるさん)などの有機酸(ゆうきさん)をヘアアイロンの熱と組み合わせて髪の内部に浸透させ、ダメージを補修しながらくせやうねりをやわらげることが期待できるサロン専売のトリートメントのことです。

「酸(さん)+熱(ねつ)」という名前の通り、酸性の薬剤と熱の力を同時に使うことが最大の特徴。従来のトリートメントよりも効果が持続しやすいとされており、髪質そのものを内側から整えるアプローチとして注目されています。ダメージが気になりつつも、縮毛矯正ほどの強い施術には踏み出せない方にとって、ちょうどいい中間の選択肢として人気を集めています。

詳しい説明

施術の流れはおおまかに「薬剤塗布→熱処理→仕上げ」という3ステップです。

まず、グリオキシル酸を主成分とする酸性薬剤を髪全体に塗布します。この薬剤が髪のキューティクル(うろこ状の表面層)をやわらかく開き、内部へと浸透していきます。次に、高温のヘアアイロン(約180〜230℃)で熱を加えることで、薬剤が髪のタンパク質(たんぱくしつ)と化学的に結合し、乱れた髪の内部構造を整えていくとされています。この「熱による定着」が、通常のトリートメントとの大きな違いです。

縮毛矯正がアルカリ性の薬剤でくせを強制的にまっすぐ固定するのに対し、酸熱トリートメントは酸性域で髪に優しく働きかけるのがポイント。髪のダメージを抑えながら補修効果が期待できるため、ブリーチ毛やハイダメージ毛にも対応できるサロンが増えています。施術時間はサロンによって異なりますが、目安として1〜2時間ほどが多いようです。

効果・メリット

酸熱トリートメントで期待できる主な効果は以下の通りです。

  • くせ・うねりのやわらげ:雨の日のふくらみや朝のまとまらなさが気になる方に嬉しいアプローチです。
  • ツヤ感アップ:髪表面が整うことで、光を反射しやすいなめらかな仕上がりが期待できます。
  • 手触りの改善:パサつきやゴワつきが気になっていた髪が、しっとりやわらかな質感になりやすいとされています。
  • ダメージを抑えた施術:アルカリ性薬剤を使わないため、髪へのダメージが比較的少ないとされています。

効果の持続期間はおおよそ1〜3ヶ月程度が目安とされており、繰り返し施術することで髪質の変化を感じやすくなるという声も多いようです。

注意点・ポイント

酸熱トリートメントを検討する前に、いくつか知っておきたいポイントがあります。

①強いくせへの効果には限界があります
縮毛矯正のようにくせを「固定」する施術ではないため、くせが強めの方はまっすぐになりきらないことも。「やわらげる・扱いやすくする」施術だと理解しておくと、仕上がりのギャップを防げます。

②施術後しばらく匂いが残ることがあります
グリオキシル酸特有の酸っぱいような匂いが、施術後数日間残る場合があります。気になる方は事前にサロンに相談しておくと安心です。

③施術後のヘアケアも大切
効果を長持ちさせるためには、アミノ酸(あみのさん)系などの低刺激シャンプーを使うのがおすすめ。カラーやパーマとの組み合わせについても、担当のスタイリストに相談してみましょう。

まとめ

酸熱トリートメントは、縮毛矯正とトリートメントの中間に位置する施術として、髪への負担を抑えながらツヤ・まとまり・手触りの改善を目指せる魅力的な選択肢です。くせやうねりが気になっている方は、まず担当のスタイリストにご相談してみてくださいね。

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MIKA

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美容業界での勤務経験を活かし、美容ライターとして活動。スキンケア、エイジングケア、化粧品成分のリサーチを専門とし、美容メディアや企業オウンドメディアへの寄稿実績を持つ。美容情報の正確性と実用性を重視し、読者目線で役立つコンテンツ制作を心掛けている。